こんにちはKinoshitaです。

 

少し雑談ですニコニコ

私は昔からアメリカのわかりやすいヒーロー系の映画が好きでして、仕事終わりにアベンジャーズの映画を夜中に一人で見に行ってきました。

 

人の為になることを自分の人生の志として全うしたい!!

そんな単純明快な思いだけがなぜか自分にも共感でき、アベンジャーズを見て男が一人で泣いているという不気味な状況となっておりました笑。えーん

 

人の幸せと自分の幸せがリンクしている仕事ができて、私は本当に幸せだし責任重大だと痛感しています!

 

それでは、、、

当院では全国から多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者様が来られます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の新たな情報をみなさんと共有したいと思います。

 

PCOSの方へ 内服での排卵促進の選択肢について

論文

Fertil Steril.2019 Mar;111(3):571-578.e1

PCOSの方に対して

レトロゾールとクロミフェンを併用することによってレトロゾール単独群よりも高い排卵誘発率が得られた。

 

(概要)

2つの教育病院のクリニックで無作為化対照試験が実施された。

PCOSと診断された方においてレトロゾールとクロミフェンの併用療法群がレトロゾール単独群よりも高い排卵誘発率が得られるかを検討した。

 

ロッテルダムクライテリアで不妊症とPCOSと診断された18-40歳の70名の女性が対象とし、年齢とBMI別に無作為に2群へ分けた。

 

治療周期のday3-day7において

レトロゾール2.5mgを単独投与する群

レトロゾール2.5mg+クロミフェン50mgを併用した群

で治療成績を比較している。

 

排卵は黄体中期のプロゲステロンレベルが3ng/mL以上のものと定義した。

 

(結果)

レトロゾール2.5mg+クロミフェン50mgを併用した群においてレトロゾール2.5mgを単独投与する群よりも排卵率は優位に高く、それぞれ77%(27/35)と43%(15/35)であった。

 

いずれの群も重度の有害事象や多胎妊娠は発現しなかった。

 

(Kinoshitaから)

不妊治療は選択の連続です。

みなさまが想像している以上の選択肢が不妊治療にはあると思います。

内服治療だけでもご夫婦の希望や卵巣状況に合わせて選択肢は増えていくはずです。

同じ治療法だけで繰り返しても結果が出ないことは多いでしょう。

広い視野を持って自分達の体に合う治療選択肢を持つことが何よりも大切だと当院は考えています。

 

当院では、

あらゆる内服治療法を試みた上で結果が出ない多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者様には、当院独自のFSH低容量漸増療法での妊娠率が優位に高い為、自己注射での治療も提案しています。

 

~新しい選択肢をみなさまに~

医療法人 木下レディースクリニック

 

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