こんにちは。Kinoshitaです。
今回は皆さんが”恐怖”に感じている検査のお話です。
ちなみに最初に言っておきます。
私は痛いことが嫌いです。。。
痛いことされるのも!痛いことするのも!
皆さんがまず行う不妊検査の中で最強に痛い検査があります。
それが卵管検査です。
調べれば調べる程、怖くなっている方も多いんではないでしょうか。
卵管検査は子供を考えられている女性にとっては、大事な情報を教えてくれる本当に大切な検査なんです。しかも、検査後に妊娠率がUPする期間がやってきます。
しかし!この通常の卵管検査を耐えるには覚悟と忍耐が必要です。
”私が大学病院で卵管検査をしていた頃のお話を少しします。”
○患者さんに午前中受診してもらい、
卵管検査する為にまず子宮内にチューブを挿入します。
→このチューブは風船を膨らまして子宮内に固定するんですが、この固定するのが本当に痛いんです。正直、この時点で何回も患者さんを泣かしたことがあります。痛みが本当にひどい方は痛み止めを使ってから挿入し固定していたほどです・・・泣
○午後より検査開始です。
放射線を当てながら挿入したチューブから造影剤を注入していきます。
→卵管が綺麗に通っている方は意外と大丈夫そうですが、卵管が狭くなっていたり、詰まっている方は2度目の痛みが襲ってきます。
痛みで検査が最後までできないこともよくありました。
○そしてさらに続きます。
翌日、再度レントゲン撮影に来てもらいお腹の中での造影剤の広がりをみます。
→検査なのに2日がかりでやっていたんです・・・
これを、何度も経験し思ったこと。
痛みがなく、もっと簡単に、もっと見やすく
患者さんと一緒に卵管が確認できる検査にできないか?
そんな時に以前働いていたクリニックで出会ったのが
超音波下で患者さんと一緒に卵管を確認できる、痛みのない卵管検査でした。
(感じたとしても、皆さん生理痛の弱い痛みくらいとおっしゃいます)
〜当院が導入している卵管検査〜
当院の卵管検査 痛みが少ない理由は大きく2つあります!
1 専用チューブなので固定で風船を膨らます必要がないこと
→風船膨らます、1回目の痛みポイントが無くせます。
2 超音波で行うので、一般で使われるレントゲンの造影剤とは違うこと
→造影剤注入する、2回目の痛みポイントが無くせます。
これから頑張って自分の体をチェックしようと思った矢先に、痛みが強い検査をしなければいけないと、今後の検査、治療が不安になり、やりたい治療ができないことも出てきます。
これは超音波の進化があるからこそできる検査です。
昔は超音波の画像が荒すぎて見れませんでした・・・
超音波に感謝、感謝です。
痛みが嫌いな私は、私のクリニックは、
正確な評価と結果が得られるのであれば、
これからもより痛みが少なく、よりシンプルにできる検査に進化させていきます。
木下レディースクリニック ivf-kinoshita.com 当院詳細はHPで確認下さい