こんにちは!

胚培養士のT.Yです。

8月22日・23日に、大阪で開催されました第42回日本受精着床学会に参加してきました!

今年の日本受精着床学会は「ARTの発展と社会の調和」という学会テーマで、大阪国際会議場で行われました。
 
(日本受精着床学会HPより)

私は今まで凍結タンクのエラー管理体制構築のために、サーモグラフィの性能評価を行ってきました。そしてこの学会では、当院で使用しているサーモグラフィは凍結タンクが故障した際にいち早く対応ができる機器であることを発表してきました。

※サーモグラフィの詳しい内容はこちらのブログを見てください!

そして現在はサーモグラフィを利用した凍結タンクの管理法を導入しています。
どのような管理体制かといいますと
①    毎日凍結タンク内の液体窒素量を専用メジャーで測定し、記録する
②    夜間など人がいない時間帯に凍結タンクが破損し、液体窒素が漏れる状況が起きた際には、サーモグラフィからエラーメールがスタッフに送られてくるため、即座に急行し状況確認および応急対応を行う
以上の2点で管理しております。

これからも当院では皆様からお預かりしている凍結卵子・胚・精子をより安全に保管してまいります。
 
T.Y

 


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