みなさん、こんにちは
卵子学会の参加報告第2弾です!

2024年5月18-19日に行われた第65回日本卵子学会学術集会に参加してきました!
今回は「抗セントロメア抗体陽性症例が一回妊娠するために必要な卵子数の目安」というタイトルでポスター発表を行いました。

抗セントロメア抗体についてはこれまでにも様々な検討を行っており、成熟率~妊娠率までの発表を行っています。そこで抗セントロメア抗体は卵子や受精卵に対して大きな影響を与える事を明らかにしました。そこで、一回妊娠するために必要な卵子数が抗セントロメア抗体陰性の方と比較すると多くなるのではないかと考え、検討を開始しました。

結果として、抗セントロメア抗体陽性の方は陰性の方に比べると多くの採卵数が必要になります。その個数の目安はおよそ31個!一般的に一回妊娠するために必要な卵子数は約15個と言われているので、およそ2倍の数になります。

しかし、移植可能な受精卵が獲得できれば妊娠が可能であることが示唆されました!
これは抗セントロメア抗体陽性患者様にとっては希望になるニュースかと思います。

今後も研究を続けてより詳しい情報を発信できるようにしたいと思っています。

胚培養士 K.Y.

 


浅田レディース品川クリニック
港区港南 品川駅港南口より徒歩3分

浅田レディース名古屋駅前クリニック
名古屋市 名古屋駅桜通口より徒歩3分

浅田レディース勝川クリニック
春日井市 JR勝川駅北口より徒歩1分

Instagram

TikTok

X(Twitter)

Facebook

YouTube