こんにちは。
コーディネーターです。
今回は「自費採卵に関わる料金」についてお話します。

採卵日にお支払いいただく料金は、比較的わかりやすいですよね。
採卵-麻酔(採卵、麻酔に関する料金)
培養基本料(採取した卵子を培養液の中でお預かりします)
再診料(お薬が出ますので医師から処方の指示があります)
お薬代
皆さんがわかりにくいと思われるのは、採卵の次の受診の際の精算ではないでしょうか。
そのなかに「基本培養」 「初期胚培養」 「胚盤胞培養」 がありますが、
今回はこの3つについて説明をします。
「基本培養」は採卵日の受精操作から採卵翌日の受精の確認までの間の培養料金です。
採取できた卵子の状態は成熟卵、未熟卵、変性卵がありますが、受精操作を行えるのは成熟卵だけです。そして受精できたか確認できるのは翌日です。卵子が成熟卵であるか確認~受精操作~受精の確認 までの間の培養を「基本培養」といいます。
「初期胚培養」は採卵翌日から3日目までの培養料金です。
正常な受精が確認できた受精卵を、採卵翌日に凍結します。そして凍結しなかった受精卵は胚盤胞を目指して培養していきますが、途中、3日目にその成長を観察します。この採卵翌日~3日目 までの培養が「初期胚培養」です。ちなみにこの間の受精卵を初期胚と呼んでいます。
「胚盤胞培養」は3日目以降から胚盤胞として凍結できるまでの培養料金です。
胚盤胞を目指して培養を続けるので「胚盤胞培養」ですね。
診療費明細書を受け取ったら「ART料金表」と照らし合わせて見ると
わかりやすいと思います。次回は自費融解胚移植の料金についてお話します。
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2023年4月1日より品川クリニックの診療時間が拡大します
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