一言で言うとすばらしい本です。
縦書きで医学的な事柄を実に分かりやすくまとめています。
ぜひ不妊治療をしている人もしていない人も読んでほしいと思います。
彼女のインタビューを何回か受けました。
2年前の学会後のインタビューではNHKの女性記者が同席し、それが
2012年2月14日のクローズアップ現代「産みたいのに産めない -
卵子の衝撃 -」につながりました。
3年あまり非常に多くの方々を取材し、客観的データから正しい知識・
認識を一般の方々に上手く伝えられる良書になりました。
私も何回も登場します。
私がいつも伝えきれない事、伝えにくい事も、上手にまとめているので、
本当に感心しました。素人の書いたものとライターとは同じ意図であっ
ても、文章力が違う事も思い知らされました。
私は自分で書くより誰かに話してまとめてもらった方がいいなと思いました。
ちなみに、表紙の受精卵は当院の写真です。
皆さん読んで下さい。