こんにちは!
東京もだんだん暖かくなってきましたね。
胚培養士のK.Mです。
 
先日、第15回ART生涯研修コースセミナーに参加してきました。
ARTとは”Assisted Reproductive Technology”の略で、
日本では生殖補助医療といいます。
 
 
このセミナーに全国各地のクリニックから
胚培養士や医師が集いました。
 
一日目に行われた顕微授精の実技研修には、
当院の院長も講師として参加されています!
 
これから私が参加した二日目の講演について
お話ししたいと思います。
 
今回の講演会のテーマは
「ART Labo技術の最適化と生殖医療最前線」です。
少し難しいですね。。。
 
実際には、
・各クリニックで行っている顕微授精の方法
(細かい工夫)について
・ARTに関する基礎研究の知見
など15演題ほどの発表がありました。
 
顕微授精のセッションでは、
当院の培養研究部部長も発表しました。
手法についての様々なディスカッションが行われる中、
 “顕微授精の手法の選択が重要なのではなく、
選択した手法の熟練度が顕微授精の受精率に関係する”

という結論で発表させていただきました。
 
 
今回、私自身、他クリニックの発表を聞いて
当院での業務に活かせることや
勉強になることがたくさんありました。
これからも積極的にセミナーや学会など
参加していきたいと思います!