今日はゲリーと旅の仲間たちで、ロッキー山脈ドライブです。
富士山より高いロッキーの山々。
Peak to Peakからエステスパーク国立公園 へ。
ネイティブの色々な部族は、この辺りの山の上で集会を開いたそうです。ゲリーは参加者の皆に、「この辺りに昔、集まったの記憶があるかい?」と聞いていました。魂のご縁のある土地に惹かれたり呼ばれたりするんです。
夜、空気がクリアな山の上で天の川を眺めていたら、今までで最大級の流れ星が流れました。 ディズニーの「星に願いを」は、神秘家だったディズニーがネイティブの人たちの教えから歌詞を取ったそうです。天空は魂の象徴であり、誰でも祈りを星に載せれば、必ず現実化すると彼らは信じていました。
天と大地の間にいる深い実感がありました。
そしてこれは映画シャイニングの舞台になったスタンレーホテル。あの植え込みでできた迷路もありました。ジャックニコルソンが怖かった!
未だにリアル幽霊がここには住んでいます。
幽霊がいたとしても、泊まりたくなるクラシカルで素敵なホテルです。
ネイティブの人たちは、何よりも自分が自然の一部だということを体の芯から知っています。
一部だからこそ、決して自然をむやみに壊したりはしません。
いま、アラスカパイプラインが水の聖地であるネイティブの大地を横切ることに反対して、チーフたちがダコタ州に集結しているそうです。水の守り手と呼ばれる人々です。
水の守り手がいるなら、今の日本こそ彼らが必要です。
明後日は、山でネイティブアメリカンの伝統にのっとった儀式を行う予定です。旅の仲間たちの意識が、今夜見た天空のようにクリアに広がりますように。
そこから明晰性が世界に広がりますように。