私のお姑さんは書家です。今年満で87歳。夏でも和服を粋に着こなして、きれい!年を重ねてもあんなふうにきれいに立っていたいと思う私のお手本です。

今晩はそんな彼女とひさしぶりに話しをしました。
最近年を感じてもうひとつだと思っていたけれど、お扇子に般若心経が書けたからちょっと安心したと。いつもよりも時間はかかったけれど、3時間集中すると、からだに櫛をすっととおしたみたいに気持ちいいのよね・・・と言っていました。
「櫛を入れる」という言葉がとても気にいったので、今日はそれを書きたくなってしまいました。

「ちょっとでも自分が入ると、いい線がかけなくなっちゃうの」と義母。$Yuri's Hayama Diary

無心になると、時間がなくなる。ただ在るっていう感覚ですよね…と私が言ったら、
「それって死んでるのと同じよね。そう思うと、ここで何してるのかしらと思っちゃう」と笑っていまいました。そんな義母のちょっぴりひねりの聞いたユーモアが大好きです。
昔から、何事に対しても執着のない、風みたいな人。

身内ぼめですね、うーん。でも、しつこく続けちゃおっと。

クリエィティブで、生き方や作品すべてに一本すっと筋が通っていて、すごいアーティストだと思う。

神戸に住んでいたとき阪神大震災にあいましたが、
義母は「かならず助けが来ることがわかってるんだから、全然平気、長崎の原爆の時と違うもの」と平然としていました。ちなみに義父は長崎で爆心地から1キロ以内で被爆しています。
神戸の住吉はずいぶん多くの方が亡くなった地域だったのですけれど。

 最近は右上のようなこんな小さなカードをたくさん作ってわたしにくれます。このシンプルな仏様がいいんです。
でもアイフォンでいい加減にとったこんな写真をアップしたことがわかったら、おこられるだろうな。きれいな茶の和紙に金泥で描いた良寛さんふうの文字です。

彼女はまえにねこの絵と俳句を組み合わせた本を求龍堂から出版しました。
$Yuri's Hayama Diary


墨のねこが、いろいろつぶやいてるのがおもしろい。なんて、きりがないので、そろそろこの辺で。