最近、

「ちゃんとやっているのに、なぜかしんどい」

という話をよく耳にする。


仕事もしている。

家庭も回している。

社会的には、わりと合格点。


それでも、

どこかに自分を置いてきたような感覚が残る。

これは、実は大事なサインだと思っている。



人には二つのリズムがある。


予定や締切、役割で進む速いリズムと、

気づきや納得が追いつく、ゆっくりしたリズム。


この二つは、

もともと同じ速さでは動かない。


内側の自分は、

説得や気合では動かず、

時間が必要な生きものだ。



現代は、

外側のスピードだけが加速している。


即レス、効率化、短期成果。

その横で、内側の自分は置き去りになる。


結果、

ちゃんと動いているのに、

自分としての手応えがなくなる。


これが、多くの人が感じている

「生きづらさ」の正体だと思っている。



私にとってウェルネスとは、

元気になることでも、前向きになることでもない。


自分が、自分の中にちゃんといるかどうか。


疲れたときは、

治すより先に、

追いつく時間が必要なだけかもしれない。



仕事も家庭も創作も、

うまくいかないときは、

能力の問題ではないことが多い。


必要なのは、気合ではなく余白。


意味の決まっていない時間、

評価されない時間、

何もしなくていい時間。



人は弱いから壊れるわけじゃない。

自分の時間を持てないまま

走らされ続けたから、疲れてしまうだけ。


もし今、

「なんとなくズレている」感じがあるなら、

それは失敗ではなく、戻る合図。


このブログは、

その合図を無視しないための

小さな記録です。


今日も、

少し自分に戻る。