「せっかくお気に入りの手帳を買ったのに、一度書けない日があったら急にやる気がなくなってしまった」

「予定が変更になって、手帳に書いた文字をぐちゃぐちゃっと消す瞬間に、なんだか自己嫌悪に陥る」

手帳を使い始めようとする真面目な人ほど、この「完璧主義の罠」にハマって挫折してしまいます。きれいに書けない自分を責めて、真っ白なページを見るのが苦痛になってしまうのです。

耳が痛いかもしれませんが、あえて冷徹に言いますね。

それ、手帳を「美しい作品」にしようとしている、脳の単なる思い込みです。

手帳はあなたの人生を展示する美術館ではありません。

「きれいに書きたい」
「失敗したくない」

その完璧主義の裏側にあるのは、やはり「ちゃんとした自分でありたい」という他人の目への怯えです。だから、少し予定がズレただけで、まるで自分の人生そのものが失敗したかのように錯覚して、ペンを置いてしまうのです。

完璧な1日を過ごすために手帳があるのではありません。

手帳は、あなたの人生という「現場」の泥臭いスケッチブックです。

予定が変更になるのも、白紙の日があるのも、すべてが「今を一生懸命生きている証拠」。

むしろ、予定が変更になって二重線で消した跡こそ、あなたが想定外の現実をその場でコントロールしようと闘った「勲章」なのです。

もし、真っ白なページや予定の崩れに罪悪感を抱いているなら、一つ手帳のある暮らしの真実を教えましょう。

白紙の日は、「書くことがなかった日」ではありません。
「書く暇もないほど、目の前の現実に夢中だった素晴らしい日」として誇ればいいのです。

完璧さを求めて手帳をきれいに飾ることに時間を使うくらいなら、予定変更の矢印をぐちゃぐちゃと書き殴りながら、その場でPDCAを回していく方が、何百倍も明るくエネルギッシュです。

明日、あなたが開く手帳は、失敗を恐れて何も書けない綺麗な「ただの紙」なるか
それとも、想定外の毎日をサバイブした証が刻まれた、あなただけの「勲章」となるか。

人生は、想定外の連続です。完璧にやろうとするから、足がすくむのです。

まずは今日、手帳の端っこに、適当な文字で「予定変更!」と力強く書き殴ってみてください。

あなたの人生を、もっと明るく、もっと楽しく動かすために。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。