僕たちは仲間内でわかる程度のサインを送り合う。小さな動きなのだが互いになぜかわかり合う。いい感じの緊張した空気が張り詰める。緞帳が上がり 声援と誰かが仲間の名前を呼ぶ声が聞こえる。ここまできて良かったと感じる瞬間だ。
企画と演出をした先輩はもちろんのこと,個々のポテンシャルと舞台の修正点を共有し改善策をみつけていく積極性は自分では到底かなわなく、ただ ついてくることで精一杯だった。
公演メンバーのまとまりはそれぞれが現役時代に身に着けた土台と自分の仕事を把握し互いをフォローしていく姿勢があってのものなのだと思う。
自分のアイデアをまとめ、0から1を生み出す。そこから1に出来る限りの装飾をして世界を作り上げていく。その流れを、自分の芯を崩すことなく、互いを強調しながら最後まで走り抜けた先輩方はとても遠くに感じた。なんて遠いのだろう。
初期の信念を変えることなく最後までやり遂げる。実際に目の前でそれを見させられた。感動しないわけないじゃん。あんな人になりたい。自分も少しでも近づきたいと憧れてしまった。
憧れる人をみつけることができると、そんな意欲もあって自分の可能性が少しだけ広がると思ってる。自分の知らない世界を知ってる人をみてしまうと高揚が止まらなくて、自分の道導べをみつけたようで嬉しくなる。
自分はこれをやり続けたいと思えることがあるって本当に幸せだ。
今度は何にFOCUSしようかな。


