昨日は終日研修でした。
朝から夕方まで座って勉強するなんて、
とても久しぶりでした。
途中眠気と闘った時間もあったけど、充実した時間でした。
これから最終日まで15回の勉強を共にするクラスメートは、
私を入れて全部で9名でした。(内男性2名)
先生が素敵な方でした。
上品な中にもユーモアが溢れておられました。
この講座は、ほぼ全員が資格を取れるものだが、
そうでないクラスもある。
全員がスムーズに完走できるクラスには特徴があって、
それは
クラスの雰囲気が良いこと
という信念の下、最初の自己紹介に長い時間を取られました。
受講の動機、介護経験、趣味、
というテーマが与えられました。
「最初に私から」
と、先生がトップバッターで話しました。
その話がとても長いバージョンのものだったので、
その形式にのっとって、皆さんがけっこう長い尺で話されました。
皆さん全く緊張の気配もなく、
楽しく自分のお話をされました。
現在保育士さんの方もいらっしゃいましたし、
美容、メイクをお仕事にしていらっしゃる方が3名もいらっしゃいました。
病院や介護施設に行って髪を切ったりメイクをしたりといったお仕事が
増えているのだなと実感しました。
多くの方がおっしゃってたのが、
「介護の仕事は長く働けるから」
ということでした。
何歳になっても働き続けたいという意欲的な方が多かったです。
講座の内容も面白かったです。
隣の義実家でまさに現在進行で利用している介護サービスのお話なので、
とても良く理解出来ました。
それらのサービスがどこで管轄され、
どのような手順で決定するのかといったことも体系的に知ることが出来ました。
テキストをざっと見たところ、
介護の実技手順なども詳細に載っていたので、
お隣の両親のお世話にも使えそうだなと感じました。
授業の最後に、先生から配られたこのプリントが配られました。
先生がご自分の母親にマイナスの感情を持たれたときに、
このプリントを見返すとおっしゃってたものです。
お年寄りはこんなに大変な思いをしている。
生きているだけで素晴らしい、と。
漠然と大変そうだ、と思っているだけでなく、
具体的な事象が列挙されているので、
その大変さが良くわかる良いプリントだと思いました。
お世話をしていると、
ついつい、自分がするお世話の大変さにフォーカスしてしまいがちなので。
私も時々見返す必要がありそうです