私が毎年楽しく見ていた、バチェラーの女版、

バチェロレッテ シーズン1が公開されたので、全部見た。

 

 

 

見る前は、

 

「女に選ばれるために出演する男なんて気持ち悪い」

 

と、思っていたけど、予想に反して意外と楽しめた。

 

まず、初代バチェロレッテの福田萌子さんを見ているだけでも楽しめた。

 

「世の中には、こんなに美しくい人がいるんだ~」

 

と、毎回、その容姿、ファッション、言動に関心していた。

彼女は、見た目が美しいだけでなく、知性もあり、優しい人だった。

それは、毎回番組から伝わってきた。

 

一方の男性陣であるが、

あんなにも完璧な女性を巡って、争う男たち、としては、釣り合いが悪い人ばかりだった。

特に感じたのは、職業が不安定、な人たちが多いこと。

この人たち、ホントに稼ぎがあるんだろうか???と、私ですら心配になるほどだった。

 

萌子さんは、本気で結婚相手を求めに来ていたのだ。

(ということが、最終回で明らかになるわけだが)

結婚相手を選ぶ基準として、お金、見た目、性格、という3要素があるとしたら、

お金面は、萌子さんの相手としては、まるっきり足りてない。

いくら、見た目、性格、が良かったとしても、結婚を短期で選ぶ、というフィールドでは致命的だ。

 

後半まで残った、ローズとマラカイ、彼らも素敵な男性だったが、

職業的には不安定。国籍問題も複雑そう。

短期の恋愛相手としては良いかもしれないが、結婚相手としては難しそうだった。

 

その点、最後まで残った、黄さんと杉ちゃんは、

結婚相手の可能性として、もしかしてアリなのかな、と思わせる人物であったが、

結局は二人ともNGであった。

性格は二人とも良い人であろう。特に杉ちゃんは良い人すぎる。

 

だけど、仕方ないと私は思った。黄さんが唯一、お金的にはOKそうな人物であったが、

彼についても、結婚するとなると、国籍問題は難しそうである。

萌子さんが選ばないとしても無理はない。

 

恋愛は、見た目と性格で出来てしまう。

だけど、結婚にはお金が必要である。国籍問題も重要。

特に、女性は子どもを産む前後は、どうしたって、子育てに専念する期間がある。

少なくとも、その期間は、安心して子育て出来る環境を用意してくれる男性でないと、結婚する気は起きない。

 

その点、バチェラーは、明快である。

女性が取り合う男は、金持ちであるのがデフォルトだからだ。

しかも見た目が良く、性格も良かったら、そこへ続く道は青信号ススメ、で間違いない。

ゴール=結婚の姿もイメージできる。

 

と、少々辛口の意見であったが、今回のバチェロッテも楽しいのは確かだった。

筋書き、脚本のない人間ドラマはのぞき見的な楽しさがある。

人間が、とっさにどんな言葉を選んで発してしまうのか、

という点で、自らの学びにもなったりする。

 

だけどもし、バチェロレッテのシーズン2があるのだとしたら、

男性陣には、経済的に、もう少しスペックの高い方々を用意して欲しい。

でないと、バチェロレッテは、本気で相手選びを出来ないと思うから。

といっても、キャラクター的に面白い人も必要、ということであると難しいのだろうな。

大体において、2ヶ月仕事を休んでもOKな職業の男性っていう点で、そんな人いなさそうだし。

 

やいのやいの書きながら、結局は大いに楽しみにしている私なのであった。