大きなのっぽの古時計
おじいさんの時計・・・・・
平井堅も最近まで好調に唄っていたもんだから
多くの人はこの歌を知っている はず。
パースで。
ホームスティ先の玄関を開けると
大きな大きな 時計が飾ってあった。
美しい彫刻と
クラシックな色
年代を感じる とってもとっても古い時計。
歴史を刻んだ感が伝わる。
ママのテリーに聞いた。
「素敵な時計だね。 どうしたの?これ?前は見なかったけど?」
「そうなのよね、素敵でしょ。
おじさんが、急になくなってね、ほらあなたも会ったわよ、
72歳で若かったんだけどね、 おじさんの遺言で
沢山の置物いただいたのよね。」
そういえば、部屋のいたるところに、
ランプや、花瓶や、テーブルが加わっていた。
それもすべて かっこいい。
おじいさんでなくても
おじさんでもいいか と思っていた。
テリーが続けていう。
「これは大きな音が鳴るのよ^^。」
さらに続けて
「でも15分後とかにでっかい音ならすもんだから
うるさくってね。夜はこれじゃ寝れないもの。
今はネジも回してないのよ。残念だけど、動かしてないわ。」
たしかあの歌は、
おじいさんと一緒に
100年動き続け、
おじいさんが天国に行くときに
一緒に時計もとまっちゃった
っていう なんとなくしんみりする歌詞。
この場合は違うよ。
うるさいから
ネジまわさないんだもん。
その気持ちも分かるけど・・・・・・ね。