音楽はそこかしこに流れているんだよ
その音を捉えたらいいんだよ
って。
この言葉は、世界的なトランペッターに先生が7年間アメリカで師事していたときに言われた言葉らしい。
私はこの言葉が忘れられない。
前は時々
音楽が嫌いになりそうな時があった。
あのイチローでさえも言っていたけど
好きなことを仕事にすると
ただ好きだけじゃやってられないってのがある。
イチローの場合は
チームメイトみんなが敵であり
その中で結果を残さないといけないという
過酷なプレッシャーがあったんだと思う。
私の場合は
人と比べられること
と
人と比べること
が自分をとっても苦しめたと思う。
人はなんだっていう。
言いたいことを言いたいからね。
それはよくわかる。
私は昔は自分が正しいと思うことを
簡単に言ってた。
(レッスンの場合は違うよ。
お金をもらう分、私に習ってくれているから
私が持っているもの全部をあげようとするから
違うものは違うという)
でも、今は違う。
私の知らないものもあるかもしれない
と思えるようになった。
だって、結果とかってわからない訳じゃないですか。
私には計り知れない。
だから、その人のやりたいことをやればいいと思っている。
それは私のものじゃないから。
私のものは私がとことん拘ればいい。
その中でこだわるのが
音楽より越えて
自分を出してはいけない
っていうのがあって
それは先生からあの言葉を聞いてから
ずっと思っている。
我の強い音楽ほど
聴いていると胸が苦しくなる。
昔の私もそうだった。
私を証明するために音楽を使っていた。
音楽が好きで、歌が好きで始めたのに
いつのまにか
自分にとって音楽が音楽でなくなってた。
自分を責め、否定し、
人前で歌うのもほんとに嫌になったことなんて
何度もある。
だから、色んなものを手放した。
JAZZシンガーという肩書き?
そんなもの一切要らなかった。
有名なお店に出れるというステイタス?
そんなのなくていい。
私は私の歌を歌いたかった。
今はさらに手放して
自分を出来る限り表現できるようになってきた。
だから、音楽が、歌が楽しいし
人に届く。
私は我を手放して
そこに流れている音楽の中に
入れさせてもらえるように
音楽に対して
演奏という行為にたいして
音楽だけに集中して無になるよう意識し始めた。
だから、今、
完全に自分が理想とする音楽を奏でるまでには
まだまだ満足できないけれども
まだ経験や練習することで
それを補っていく
それを習得していくことができる自分を
信じることができている。
そんな今
音楽は仕事だけど
私は好きなことをして
音楽でお金をいただけている。
とても幸せな人生を送ってます😊
手放せば手放すだけ
本当に自分の欲しいものが手に入るって
昔からよく言われるけど
本当にそうだと思う。
今年はまだまだ大変な時期が続きそうだから
私はしっかり自分に力をつけたいと思います。
手放して
いい意味で諦めるほど
私は自分を愛せるようになりました。
そしたら、人のことも認められるようになった。
色んなことを解決する方法で
一番効果的なのは
自分を愛すること
なんだって今はよくわかります。
これが中々難しい。
でも、向き合ってみるほどの価値はあるはず。
みんなが好きなことをして
笑顔で
自分らしく生きていける世の中が
これからやってきますように。
さて、晩ご飯を作るぞ❣️
お知らせ
7/2 代々木ナル 満席
7/4 下丸子ラミノア 満席
となりました!
人数制限があるのですが
本当に皆さまに心から感謝いたします。
ありがとうございます🙇♀️