皆様、お久しぶりです。
久しぶりの2日の休み、何処かに行きたい!と思いながら、また流れちゃうかなぁと思いながら、でも絶対何処かに行くなぁと思いながら、過ごしていました。
奥多摩の何処かに行こうと決めてはいましたが、シーズンなのかどこの旅館も空いておらず、諦めて日帰りで遊びに行こうと思ってました。
22日の朝一番、故原田芳雄さんの『大鹿村騒動記』を観て、余韻を味わいながら、ランチを食べて、明日どこに行こうかiphoneで調べていたら、ん?と気になる宿を見つけてしまったのです。
何か心がドキドキしてきて、すぐにお店を出て、電話したところ、お部屋が空いてるとの事。
その時の時間は12時30分。
行き先は山頂なので、時間を考えて、本日は無理かと一旦諦めたけど、家に着いたのが、13時30分。
『やっぱり今日行きます!』と電話で伝えて、10分で準備して飛び出しました。
高円寺~立川へ。
立川~青梅、青梅~御嶽。
御嶽駅から西東京バスに10分。ケーブルカー下行きに乗り、そこから、ケーブルカーで御岳山まで登ります。
すごい傾斜です。
最高25度の傾斜らしいです。
何か線が切れて下に落ちたらと想像したら。。ひぃ~( ̄◇ ̄;)
ケーブルカーに6分。
山頂は雨で霧がかかっていました。
歩いてても、前が見えないくらい。
いいの、いいの。
今回はこれを求めていた気がするから。
そこから、歩いた、歩いた。
地図も持たず、人に尋ね尋ね、やっと辿り着きました、『駒鳥山荘』。
御岳山は山頂にある御岳神社を守る為に、32人の神主さん達がいらっしゃるのです。
その神主さんがやっている宿を宿坊といいます。その宿坊が御岳山には幾つかあります。
その中の一つ、宿坊 駒鳥山荘に私は宿泊しました。
晴れた日だと江ノ島まで眺められるという立地条件にも関わらず、霧の為に何も見えませんでした(。-_-。)
けれど、日本野鳥の会指定宿舎だけあって、聞いた事のない鳥のさえずりが聞こえてきました。
窓を開けて、そっと耳を澄まして、綺麗な鳴き声を聞きました。
迎えてくれてるようで嬉しかった。
檜で作られたお風呂に入って、美味しいご飯を食べたら、明日の滝行についての説明があるとの事。
ここの宿では滝行が体験が出来るとHPに書いてあったんですが、私は最初はするつもりがなく、自然浴するつもりだけだったんですが、御岳山に着いて、何時の間にか滝行をする気になってました。
神主の馬場さん。
今まで色んな方が来られてるだけあって、何だか面白い方でした。
神主らしくないけど、滝行をするんだったら、きちんと説明して、その心構えで行を受けてほしいという本物の方でした。
日本には、神道、仏教、キリスト教と主な宗教が3つあります。
神道と仏教が合わさって生まれた宗教知ってますか?
山伏(やまぶし)って知ってますか?
彼らが信仰するのが修験道というんです。
山伏は以前から知ってましたが、修験道があった事を初めて知りました。
この御岳山は修験道の修行の山だったそうです。
山伏は、自然に宿る神からお力を頂く為に崖に登ったり、川に浸かったり、滝に打たれたりする修行をするそうです。
自然の力を授かる。頂く。どういえばいいんでしょう。
翌朝5時起床。行(ぎょう)を行いに行く道中は一言も喋らない。後ろも振り返らない。
ひたすら、霧に包まれた山中をもくもくと歩きました。
綾広の滝に着き、白い着物に着替え、本庁で決められた通りの準備体操、雄叫び、それから滝行です。
滝に入り、先ずは水を身体に馴染ませ、2回くらいは滝の少し前で浴びましたが、3回目。先日、雨が降ったのもあり水の量はたっぷり。気温は15度くらい。水温は?
滝を思いっきり受けた瞬間、声が出なくなったけれど、ダメだと思ってお腹から声を出したら意識もしっかりして来るんですね。
受けた後、気持ちがすっきりしました。
そして、また沈黙の中、宿へ帰り、お祓いをして頂き、朝ご飯をたっぷり食べました。
思い立った不思議な一泊でしたが、また行きたいと思ってます。
その後、またゆっくり散策しました。
可愛いお花達を見て下さい。
このお花は、御岳山が日本一の群生地とされるレンゲショウマというお花です。
山道はこんな感じ。
この木は、天狗の腰掛け木と言われてます。
ロックガーデンは本当にパワースポットです。すごかった。
霊的な力のある方もよく御岳山にいらして、自然の気を取り込み、体調を整えにいらっしゃるそうですよ。
いかがですか?
都内から、2時間弱でこんな場所に行けちゃいます。
本当に素晴らしい場所でした。
私はまた行きたいと思ってます(*^^*)
が、全身凄い筋肉痛。
次回はもっと体力付けて、もっといろんな場所に行きたいと思ってます。
いいちょっと一人旅でした。
もっと旅がしたいっ!!!
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