安房國一之宮
安房神社
あわじんじゃ
千葉県館山市大神宮589
0470-28-0034
千葉県南部、房総半島最南端部の
吾谷山(あづちやま)山麓に鎮座
神武天皇が初代の天皇として
即位された今から2670年以上も前に
阿波地方(現在の徳島県)から渡ってきた
忌部氏(いんべうじ、斎部氏)による
創建と云われ
「安房」の国名・社名は、阿波忌部の
移住・開拓から起こったと云われています
真っ直ぐつづく参道を進みます
社務所
参道を振り返り撮影✨
手水舎
葉っぱがきらきらしています
拝殿が見えてきました
数年前に参拝した時があり
その時に不思議な光景を見ました
朝8時半くらいの参拝で
神職の方々が境内を掃除していたのですが
掃除をしている方たちとは別に
たくさんの白装束の神職の方たちが
忙しそうに境内を歩いていました
(神職の方が多い神社だな・・)
と思いながら眺めていると
だんだんその方たちが薄れて見えなくなり
掃除をしている方たちだけになりました
ある日、千葉に住んでいる知人に
その日の光景を話したところ
「さいちゃんと全く同じ話を友人がしていた」
とビックリしていて
同じような光景を見た人がいたことを知りました
ずっとず~っと
守られている神社なのだと思います

拝殿
本社(上の宮)御祭神
天太玉命
(あめのふとたまのみこと)
天比理刀咩命
(あめのひりとめのみこと)
御祭神の天太玉命は
天照大御神にお仕えになられた神様で
中臣氏と共に朝廷の祭祀(お祭り)を司った
斎部氏(忌部氏)の祖神に当たります
天照大御神がスサノオノミコトの
あまりにも乱暴な振る舞いにお怒りになり
天の岩屋にお籠もりになられてしまった際に
中臣氏の祖神・天児屋命(アメノコヤネノミコト)と
大御神の御出現を願うための
お祭りを行なわれました
摂社の下の宮へ

御仮屋
例祭に際し、出祭してきた近郷の神社の
神輿を納めるための建物でしたが
現在は神輿の入祭は行なわれていません
境内は、抜歯習俗を示す人骨多数を包含した
洞窟遺跡の発見でも知られ
その遺跡(現在は埋没)は
千葉県指定史跡に指定されています
社宝のうちで八稜鏡・円鏡などの
文化財を伝世するほか
阿波忌部の開拓に因んだ祭礼が
現在まで続けられています
厳島社
御祭神:市杵島姫命
琴平社
御祭神:大物主神
御朱印
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