菊理姫と言霊 | ˚✧₊⁎˚日本めぐり˚⁎⁺✧˚

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また、言葉は光透波。
言の葉にのせ、心の持ち方を投稿しています。

先日、伊勢神宮の神官だった方の

お宅訪問をテレビで見ました

 

現在はサラリーマンですが

神官だった時に着用していた袴や祝詞

神棚などが未だに大切に保管されており

なかでもわたしが興味深かったのが

古事記や古今和歌集などの

古典がたくさん保管されていた事でした

 

「神官を行う上で古典は大切」

と仰っていました


 現代では使用しない古語

言葉の理解が神官として

必要であり大切だそうです

 


このテレビを見て改めて

言葉=言霊は大切

だなと思っていた際に

菊理姫について調べていたら

興味深い話を知りました

 

 

中学校の国語の先生が

月2回の句会と年2回吟行がある

地域の俳句の会に入りました

 

その日の吟行は

自分たちの住む町から車で2時間位

主祭神が菊理姫の神社の

集会所を借りて行われる予定でした

 

朝からとても晴れていて

気持ちの良い陽気の日で

その回の出席者は9人くらい

 

席題は「立夏」で一句、5月の自由題で一句

俳句を作り、昼食という予定でした

 

 

神社の駐車場で車を降り

社殿まで歩きながら

メモを出し、俳句を考えて進みます

 

神社の神域に入り

手水をとり、お参りしようとした時

突然空が暗くなり、西の方に

ものすごく大きな稲光が走りました

 

その時、近くにいた

句会のメンバーのひとりが

「うお」と大きな声を上げたかと思うと

硬直したように真後ろに倒れました

 

「ドーン」という雷の音がして

その瞬間に、参道の脇にある

小さなお社の観音開きの戸が

すべて開きました

 

その直後、大粒の雨が

ものすごい勢いで降ってきました

 

 

倒れた句会のメンバーを

師範の先生と数人で社務所の中に運び

救急車が呼ばれ、病院に運ばれます

 

 

その後、師範は

社務所の神官の方と

話していましたが

 

雨の中から、

倒れた方の手帳を拾い

戻ってきました

 

 

その手帳を神官に見せると

神官は(あっ)と 

驚いた顔に変わりました

 

 

句会は取りやめになり帰ることに

倒れた方はそのまま

お亡くなりになられたそうです

 

 

 

次の句会で

師範から驚くべき話を聞きます

 

その神社には、

とても古くから伝わる

忌み言葉があり

 

その言葉は

特別まがまがしい意味ではないのですが

日常的に使われることのない古語で

 

神域の中で

その言葉を発したり

書いたりすると

たちどころにその者には

神罰がくだるのだそうです

 

 

句会の方が倒れたことと天候の急変で

ふと、この言い伝えに思い当たった神官が

倒れた方の俳句手帳を見ると

そこには作りかけの俳句とともに

はっきりとその言葉が

記されていたのだそうです

 

 

この話について当時は半信半疑でしたが

国語を教えるものとして

言霊というものはある

と考えておりましたので

今ではこの話を信じかけていますと

投稿された方は最後に書き記してあります

 

 

※画像はお借りしました

 

 

言の葉・言霊・言葉とは

力をも入れずに天地を動かし

 

美しい言の葉には

国を安泰にする力を宿し

 

個と大いなる意識の世界を

調和させるものです

 

 

言葉は人間の基本です

日本に住んでいるのであれば

日本人であるのであれば

言葉=言霊を大切にしたいと

改めて感じた話です

 

 

 

関連記事:言の葉と言霊

 

 

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