妙見本宮 千葉神社
千葉県千葉市中央区院内1-16-1
千葉氏の守護神である妙見菩薩を本尊とする寺院(千葉妙見宮)として建立。
厄除け・八方除け で有名な千葉神社。
千葉神社は、妙見(みょうけん)様といって、北極星を神格化した菩薩を信仰している社の総本山です。
東京で水天宮の他に
天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)が御祭神の神社を調べていた時に、知った千葉神社。
ず~っと参拝したいなぁ。と思っていましたが機会が無く。。
突然行く事が決まりました
それではお参りへ
尊星殿(そんじょうでん)
中央の建物を福徳殿、上階を開運殿と言います。
上階の開運殿は、「星きよめの開運特別祈祷」の時のみ入殿出来るそう
福徳殿の真ん中には、大きな八角形の柱があり、それぞれ方位と十二支が
八星宮(はちせいきゅう)
その年によって変わりますが、時計回りに全星宮を回ると、自身や家族に福徳が得られるそうです。
同じような写真になりますが
干支の彫刻が立派なので全て掲載しますね
丑と寅
卯
辰と巳
午
未と猿
酉
戌と亥
そして、この建物の左右にあるのが、
左・日天楼、右・月天楼
中央に神霊依代として「心の御柱」が立てられており、
星の王である妙見様が掌握する「日天神」「月天神」の霊力をそれぞれ個別にいただけるようになっています。
東の日天楼は、
中央の「陽明柱」に心を鎮めて触れることで、
「日天神(=太陽)」の陽気・活性作用をいただき、精神・生活上の加護【豊禄】が得られます。
西の月天楼は、
中央の「光輝柱」に心を鎮めて触れることで、
「月天神(=月)」の生気・浄化作用をいただき、身体・生命上の加護【延寿】が得られます。
狛犬さん
ちょっとぽっちゃりしていて可愛い
千葉神社に伝わる表の紋が「神紋・三光紋(さんこうもん)」です。
広く一般には「月星紋(つきぼしもん)」という呼び方でも知られています。
神紋・月星に由来して、
「ツキ(月)を呼び、勝ち星(星)を拾う 」
といわれています。
この紋は、妙見様(=北極星)の差配する天空の星々の中で、日・月・星(じつ・げつ・じょう)の三つの光を表した紋になります。
最も外側の輪郭部が「太陽」を表し、左上の小さな円を隠すと右下に「三日月」が現れ、逆に三日月を隠せば左上に小さな「星」が残ります。
「人の生活に大きな影響を及ぼす太陽と月、その他の諸々の星々、これら全てを妙見様が司っている」ということを表しています。
表の紋:三光紋(さんこうもん)
ちなみに。。
千葉神社に伝わる裏の紋が「社紋・九曜紋(くようもん)」です。
中央の大きな星の周りに九つの小さな星が配されているため、「十曜紋(じゅうようもん)」と呼ばれることもあります。
この紋は、中央の妙見様(=北極星)の差配する星々が周囲にあるとされ、九つの星の意味には三つの説が伝わっています。
第一の説は、妙見様が乗って空を巡回する乗り物と考えられていた北斗七星の七つと、太陽・月の二大天体を加えて九つの星とする説。
第二の説は、古代の占星術・易学において九つに分類される日曜星・月曜星・火曜星・水曜星・木曜星・金曜星・土曜星・計都星(けいとせい)・羅喉星(らごうせい)であるという説。
第三の説は、九星気学で定められる人間の運命星(一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星)であるという説です。
裏の紋:九曜紋(くようもん)
まだ境内入口なのに盛りだくさんです
社殿
主祭神
北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)
=天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
相殿神
経津主命(ふつぬしのみこと)
日本武尊命(やまとたけるのみこと)
主祭神の天之御中主神は、天の中央を定位とする星王です。
そして、人間の運命や全方位を司る「全国の妙見信仰の頂点に立つ大神霊」と言われています。
日・月・星の「三光」と、福・禄・寿の「三宝」の御力を頂けると言われています。
(ここから先の社殿内は撮影禁止です)
本殿は、日本初の重層社殿という造りで、とても珍しい2階建ての拝殿所となっています。
1階拝殿を「金剛殿」 2階拝殿を「北斗殿」と称していて、どちらも参拝が可能です。
特にパワーを強く感じられるのが2階の北斗殿のようです。
美寿之宮
水に関わる多くの龍神様・水神様を統治掌握する神様である、水御祖大神(みずのみおやのおおかみ)様がお祀りされています。
こちらの御神水をひとくちいただくと、とても甘くて美味しい水でした。
ペットボトル持参で参拝してくださいね
次へ行きます
今上天皇即位の御大礼の記念として
造営された朱塗りの二つの神橋「ねがい橋・かない橋」が架かっています。
続いて。。
かない橋
成功する自分を思いながら「かない橋」を渡ります
御嶽神社
左から
神明社・三峯社・日枝社・天神社・八幡神社
西之宮(にしのみや)
御祭神事代主神 (ことしろぬしのかみ)
【又は恵比寿様 (えびすさま)】
御神徳商売繁昌、安全豊漁
金刀比羅宮(ことひらぐう)
御祭神金山彦神 (かなやまひこのかみ)、
大物主命 (おおものぬしのかみ)
御神徳商売繁昌、縁結び、交通安全
稲荷神社
御祭神
稲倉魂命(いなくらたまのかみ)【又は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)】
保倉神(うけもちのかみ)【又は大宜都比売神(おおげつひめのかみ)】
稚産霊神(わくむすびのかみ)
御神徳商売繁盛、五穀豊穣
毎日手入れをされていて、社がキラキラしています。
石神社
御祭神磐長姫命 (いわながひめのみこと)
御神徳寿命延長、身上安全
星神社
御祭神星香々背男神 (あめのかがせおのかみ)
御神徳厄除開運
姥神社(うばじんじゃ)
妙見様の姥(乳母)を祀っています
御神徳子守り、子育て
千葉天神
学問の神様・菅原道真公を御祭神とする御社です。
千葉県内最大の天神様のお社であり、
千葉神社の旧社殿であったことから妙見様の御神力も同時にいただけるとされ、その神紋・月星に由来しての「ツキ(月)を呼び、勝(星)を拾う」という縁起の良さが広く知れ渡っています。
御朱印
御朱印帳に一目惚れ
御朱印帳
御祭神が宇宙の根源神だからなのか
月や星。。宇宙を感じる心地の良い神社でした。
じぶんという小宇宙
広大無辺の大宇宙
ふたつの宇宙が織り成す宇宙を心で感じ、穏やかな気持ちに。
いつの日か神社ツアーを開催したいなぁ。。
天之御中主神の神様カード
わたしは在りてあるもの、無くてないものです。
そんな小さな場所にいて、息苦しくないのですか。
そこから飛び出しなさい。
恐れは不要です。
私のなかには、上と下、こことあちら、これとそれはないのだから。
現れるものも、去り行くものも、みなわたしのなかを廻っているだけなのだから。
御利益
子宝 安産 子育て 延命長寿 開運招福 病気平癒 学業上達など
テーマ
恐れを手放す 循環 根源
神社
秩父神社(埼玉県)
水天宮(福岡県)
水天宮(東京都)
千葉神社(千葉県) など
カードからのメッセージ
天之御中主神は「創造」そのもの、宇宙の中心に存在する根源の神です。
空間と時間をすべて包含した循環する無限の存在。
私たちは、内に同じ根源のエネルギーを持っています。
このカードは、
今、あなたが根源の大きなエネルギーと意識をもってつながっていることを示しています。
自分の内側の宇宙を感じてください。
このエネルギーを大地につなぎとめているのが、あなたの肉体です。
安心して、『自分の枠という幻想の外に出なさい。未知なるものへジャンプしなさい。』と天之御中主神は告げています。
そう、大いなる変容の時がきたのです。
やり残していることがあれば、最後までやりとげ、軽快に新しい次元へと入っていきましょう。
人も動物も樹も物も、みな来ては去っていきます。
別れること、失うことは、心に深い痛みをもたらします。
でも天之御中主神は、時空という概念さえも幻想なのだと教えてくれます。
私たちはみな同じところを廻り(めぐり)、再び出会えるからです。
痛みは気づきを教えてくれる道しるべ、その道は光明へとつながっています。
光明、つまり天之御中主神ご自身へとつながる道です。
注意深く身のまわりを見てください。
身近に、気づきのためのメッセージが用意されています。
ラベンダーやレモンバームなどのアロマを入れたお風呂に入り、瞑想をしましょう。
あなたの内なる宇宙へと飛び込めば、天之御中主神が、あなたに安らぎをもたらしてくれます。
(出典『日本の神様カード』大野百合子・著)
とても長い投稿となってしまいました。
2つに分けるか迷いましたが、ひとつにまとまるのでこのまま投稿します。
最後までお読みいただきありがとうございました