いつも素敵な絵本をご紹介してくれる
絵本講師のいるところさん。
初女さんのおむすび
の投稿を拝読したら、母親のむすんでくれるおむすび
が食べたくなりました。。。
おむすび
おむすびの語源は
造化の三神｢むすびの神｣に由来していてると云われています。
造化の三神とは。。。
天御中主神（あめのみなかぬしのかみ）
高御産巣日神（たかみむすびのかみ）
神産巣日神（かみむすびのかみ）
古事記において最初に現れたとされる三神
「むすび」とは「結び」つまり結合するということで、
結合すれば様々のものが生まれてくるということから、
全てを産み出した元ということになります。
故に「産巣」といった文字が使われています。
おむすびの｢び｣は
｢魂｣の意味があり
おむすびには｢魂をこめたもの｣という意味があります
また
おにぎりは形状を問いませんが
おむすびは三角形のものを指します
山を神格化し、その神のチカラを授かるために
米を山形（神の形）にかたどったのが始まりだそう
ちなみに
おにぎりは
鬼を切る
という言霊として、魔よけの効果があるという説があります
おむすびのまわりに塩をまぶすのは
味つけ以外に、神聖な神様の力を自分の身体の中へ入れる前の祓えのように思いました。
また
手で握った（むすんだ）ものを、おむすびといい
おにぎりは道具を使って作られたものを指すという説もあります。
そして手でむすび、魂を込めたおむすびは、
神様とわたしのむすび
なのですね。