白神社(しらかみしゃ)
広島市中区中町7-24
鳥居の前でペコリ
白神社のある一帯がまだ海であった頃、
現在神社のある地点は海面から突き出た岩礁でした。
そこに衝突する船が後を絶たないため、
当時の船人により岩礁上に白い紙がたてられ、
海難事故を防止する役目を果たしていました。
やがてこの岩礁は三角州の発達や干拓工事などにより徐々に地上に露出しはじめ、
海難事故とは無縁となっていきますが、
船の安全な運航に貢献した白紙に代わる守り神の象徴として祠が建てられます。
祠は白紙にちなみ「白神(しらかみ)」と呼ばれ、
住民の信仰を集め、
これが建造物として信仰されるようになったのが始まりだそうですが、
その創建時期については記録がなく不詳。
毛利輝元公の時(1600年頃)広島城築城に先駆け、
大きな社殿が建立され、「白神大明神」と称しました。
昭和20年(1945年)8月6日原子力爆弾が上空にて炸裂し、
社殿・大鳥居等悉く消失、
昭和20年以前の石造物、
狛犬・常夜灯は現在、広島原爆遺跡に指定されています。
現在の社殿は昭和63年(1989年)に再建されたものです。
狛犬
お賽銭を入れると。。
拝殿の中から宮司さんがいらしてこちらの大きな御幣で清めてくれました
☆御際神☆
・主祭神
菊理媛神(くくりひめのかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
・相殿神
天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)
高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)
神皇産霊尊(かみむすびのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)
常磐稲荷神社
御朱印
宮司さんが参拝の方に気付くと、
毎回拝殿にある大きな御幣で御祓いしてくれるようです。
す~っと拝殿のガラス戸が開いたとき少しびっくりしましたが
大変ありがたいことです
路面電車