あのあと、家の近くまで送ってもらって慧君とは別れた。
いつもとは違うドキドキ感。
嬉しいのに素直に喜べない
それは、友里に対しての罪悪感でもあるけど
慧君の気持ちが分からないからでもある。
その日はいろんな気持ちがぐるぐるしていて
眠れなかった。
~次の日~
「みな~!!おはようっ!」
「朝から元気だね、友里は」
「でしょっ!」
「褒めてはないけどね(笑)」
「んーあれ?みな元気ない?」
「あー・・・昨日あんまり寝れなかったから」
「そっかぁ、大丈夫?」
「うんっ」
そんなにいつもの私と違うのか。
普段は顔に出ないのに
慧君のことになるとなんでも顔に出てしまう。
前に学校で慧君からメールが来た時もそうだった。
「みな、」
「ん?どうしたの?」
「あのさ・・・私たちの中なんだからさ隠し事はなしだよ」
「えっ?いきなりどうしたのさ」
「みな最近変だし。なんかあるのかな~って」
いつもはふわふわしてるのに
こういうところだけ鋭い。
「大丈夫だよ」
「・・・・そっか。」
ぽつりと発せわれた言葉。
そのときの私は自分の事で精一杯で
友里の事全然分かってなかった。
もちろん
自分の事も分かってなかった。
【続く】