【大阪】「西国三十三所草創1300年記念特別公開」の葛井寺 | 備忘録

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主に神社仏閣のこと。
たまに犬や美味しいとこの日々の記録。

朝護孫子寺に行った翌日は當麻寺へ。
と、その前に當麻寺だけだと時間が余りそうだったので大阪の葛井寺へ。

葛井寺(藤井寺)から當麻寺までは同じ近鉄沿線で20分ちょっと。行きやすかったことと、ちょうどGW期間中「西国三十三所草創1300年記念特別公開」としてご本尊さまを御開帳中でしたのでちょっと寄ってみました。

厄除安産祈願の寺
葛井寺】(藤井寺、剛琳寺とも称する)
大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
ご本尊/十一面千手千眼観世音菩薩
葛井寺のご本尊さまは真数1043本の手を持つ日本最古の国宝千手観音さま。
日本全国におられるほとんどの千手観音さまは手が42本(1本の手で25の世界を救うためだそうです)しかなく、本当に千本の手がある千手観音さまは日本にある中で3体しかないそうです(京都の寿宝寺、奈良の唐招提寺、大阪の葛井寺)。

葛井寺の千手観音さまの御開帳は本来毎月18日と8月の千日詣りのみのようだったので、めっちゃうれし〜。
葛井寺の境内には一千年前より咲き続けている藤の花がたくさんあって、ちょうど〝藤まつり〟中でした。
紫の藤はほぼ終わりかけでしたが、白い藤は満開。
きれ〜です。


「本堂」
朝から人が多いです。御朱印と御開帳の行列。

元号が令和になって御朱印をいただく方が増えたような。気のせいかなぁ。前日の四天王寺でも大行列。今まで見たことのない光景。参拝者数はさほど変わらないよう見えるのに。
御開帳中の千手観音さま、御拝顔したい方がたくさん並んでおり、少しだけの御拝顔。でもまあ、なかなかないチャンスに御姿を御拝顔でき感謝。


「護摩堂」

「阿弥陀堂(二十五菩薩堂)」
西国浄土から阿弥陀如来率いる二十五の楽団が迎えに来る様があらわされており、絵画ではなく仏像としてあるのは非常に珍しいのだとか。
GW前半に阿弥陀堂は特別に御開帳だったようで、ちょっと残念。
でも、上の扉が開いていたのでちょっとだけ中を見ることができました。お〜〜っとという感じでちょい感動。

「楼門」

近くの辛国神社に寄って
【辛国神社】
御祭神/邇芸速日命、天児屋根尊、素戔嗚尊
境内がとても気持ちの良い場所でした。
當麻寺へ。