5/4

下島:天気 晴れ時々曇り(曇り?)

とうとう最終日となってしまいました。

これだけ長く滞在すると、車はマイカーのように愛着を感じるようになり、

対馬の自然は実際に身の回りに当たり前にある風景のように思えてきていました。



前日にヤマショウビンを見ていたので、

下島ではヤマショウビン探しはほとんどせずに、

久和と内院を中心に新たな旅鳥の飛来を確認することとしました。

コムクドリとマミジロタヒバリとキマユホオジロをきちんと写真に収めることが

この日の最大の目標でした。


①鶏知ダム→②加志→③洲藻→①鶏知ダム→④久和→⑤内院


①-②間:25分

②-③間:15分?

③-①間:10分

①-④間:40?

④-⑤間:10分



前日のブログ情報では、朝一のダムではオオルリのさえずりが聞けたり、

ノゴマ♂も出ているとのことだったので

少しだけ期待してまず①へ向かいました。



すると先客なのか別の目的なのかはわかりませんでしたが、

一台の軽自動車が停まっていました。

その脇には野良犬と思われる犬が路上で寝ていました。

本当は歩いて探鳥をしたかったのですが、

犬にかみつかれでもしたら厄介だと思い、

泣く泣く車中からの探鳥に。

しかし、結局何も姿を現してくれませんでした。

(鳴き声だけではオオルリ、ウグイス、カケスあたりは分かりました)




次に②へ向かおうとすると、初日にホオジロを見たあたりの田んぼに、

セイタカシギが1羽だけいました。



その後、良い声で囀るホオジロにも会いました。

朝からすさまじい勢いで鳴き続けていました。



そしてまた少し進むと、途中の田んぼにシギ類が何羽かいるのを確認。

アオアシシギとタカブシギ、クサシギ、イソシギが居たようでした。

(遠く離れており識別困難だったため自信はありませんが・・)



②にはホオジロとミヤマガラスが居ました。

ホオジロも本当にどこにでもいました。



次に③に向かいました。

ダメもとでヤマショウビンを探してみましたが、

ポイントが分からなかったのもあり見つからず。。。

この日目撃情報はなかったので恐らく出ていないでしょう。


その代わりにカケス、ホオジロ、イソシギが居ました。



③から①へ向かう途中、朝一にセイタカシギが居た田んぼに、

タカブシギが入っていました。

シギにはこれまであまり関心を持ってこなかったため、

生態をよく知らなかったのですが、

一度見て居なかったとしても、後から入ることがあることを学びました。



①ではまたしても何も見かけることはありませんでした。



④への道中ではオオルリを見かけました。

オオルリの囀りもやはりとても良いです。



④は前日にいろいろ出てきてくれたとのことだったので、

期待していきました。

ここはこの旅で初めて行ったのですが、

大体どのあたりが探鳥スポットなのかが何となくわかりました。

慣れのせいかな?

ブッシュの辺りは大体何かが潜んでいるようです。



ここでは、フェンスの上に黒い小鳥が止まったので見てみると、

ノビタキ♂でした(遠すぎてボケボケですが一応写真を撮影)

雄は初見でしたが、雄の夏羽は良いですね。



その他、ノジコ♂、ヤマガラ、ホオジロハクセキレイ、ホオジロ(声のみ)、キセキレイを見かけました。



⑤はやはり人気の探鳥地のようで、10:00に着きましたが

すでに何台かの車が道端に停められており、

カメラを持って探鳥をしている人々が居ました。



2日目に見つけたホオジロ類ポイントのブッシュあたりに

何名か居たので、何かが居るはずと期待しつつも、

まずはグルリと一周回ってみました。



すると木に2羽の鳥が。

イカルかと思っていましたが、皆さんに話を聞く限りはコイカルらしいです。

初見でした。



その後、集落のはずれへ向けて歩き出そうとしたところ、

4日目に佐護で、5日目に田の浜でお会いした女性に出会いました。

この時点で、すでにノジコを撮影していたことに気づいていなかったのですが、

ノジコを撮りたいという話をしたら、親切に見かけた場所を教えてくれました。

この時期はそんなに珍しい鳥ではないんですね。



言われた通りの場所で、ノジコをしっかり撮影することができました。



その他、キセキレイ♀(?)とタイワンハクセキレイを見かけました。

(どちらも亜種に似ているので微妙な判定でちょっと自信がないです。。)




そして楽しみにとっておいた、ホオジロ類ポイントへ向かうと、

先ほどの女性が旦那さんと一緒にいました。

どうやら、今朝方にコムクドリとカラムクドリが出たそうです。

この日の目標はコムクドリとマミジロタヒバリとキマユホオジロ(再)だったので

これは見ねばと、皆と一緒に待つことにしました。

ホオジロ類ポイントの背の低いブッシュではなく、

田んぼの奥の背の高い木々が立ち並ぶところに、

ムクドリコンビが出たそうです。



しばらく皆さんと会話しながら待っていたら、

ホオジロ類ポイントの奥側のポイントに何やら小鳥が飛び込んだのが見えました。

暗いところであったことと、自分のレンズがあまり明るくないため、

正確に識別はできませんでしたが、何となく背中が赤茶色いような鳥が写っていました。

それと同時に、先ほどの女性がフィールドスコープでその鳥を捉え、

「これ、シマノジコじゃない?」

と声をあげました。

見せてもらうと確かにシマノジコ♂!

これは対馬に来るバーダーがぜひ見たいという鳥の1種で、

ヤマショウビンよりも貴重に感じる人もいるよう。

そんな貴重なシマノジコをラッキーにも見ることができました。



その後、皆さんが知り合いなどに連絡を取り、

シマノジコが出たとの情報を流しました。

今年初めてシマノジコが出たという情報だったかと思います。

それから間もなくしていろんな人が集まってきました。

そして発見したブッシュから奥の背の高い木の中へ飛び移ったシマノジコ♂を

大勢のギャラリーが目ざとく発見するので、

かなり楽にシマノジコ♂を写真に収めることができました。

メジロのようにあまり頻繁に移動しない鳥なので助かりましたが、

如何せん遠すぎたのでSigma APO 150-500mm単体では無理が・・・

手持ちで撮る気満々だったのでテレコン&三脚を持ってこなかったのが悔やまれました。

それでも思う存分シャッターを切りました。

距離的には25mくらい?

前日のヤマショウビンと比べたらだいぶ近かったように思いますが、

ヤマショウビンの半分くらいの大きさなのでキツかった。。。



シマノジコ♂が木々の奥へもぐってしまった直後、

誰かが、あそこにカラムクドリとコムクドリが居る!

と言って、内院のメインストリート(?)脇の電線にいることを教えてくれました。

どちらもそこそこ大きい鳥だと思っていたのですが、

予想以上に小さくて驚きました。

当然どちらも初見です。

見たかったコムクドリに会うことができて嬉しかったです。


コムクドリは頬が赤く、まるで化粧をしているような感じで、

本当にかわいらしい感じでした。

カラムクドリはどちらかというとキツめの顔つき。

こちらは人馴れしていないせいか、

なかなか良い方向に止まってくれません。

そして動きまくる!

良い写真ではありませんが、何とか証拠写真を撮影。



コムクドリはその後もたびたび電線や電柱の上に出てくれました。



しかし、シマノジコ♂が出てしまったため、

皆の関心は主にシマノジコ♂に。

自分は最終的に300枚も撮影していました。。。

距離が遠すぎたため、こちらも証拠写真程度ですが。。。



しばらくファンサービスをしてくれたシマノジコでしたが、

なかなか出てくれないようになり、一時皆が解散しました。

自分も、フェリーの時間に十分間に合うように帰るまではあと1時間半。

それまでどこに何を撮りに行こうかと車に戻り考えました。

シマノジコ♂の写真を見返していると、あまりのさみしい出来映え・・・


そして決意したのは、テレコン+三脚でシマノジコを撮り直すこと。



ポイントへ向かうと、誰もいませんでした。

しかし、自分を見つけて1人の男性が寄ってきて、

シマノジコが出ていることを知り、カメラを構え始めると、

午前中のメンバーとは別の人々が次々と集まってきました。



シマノジコ♂は15分くらい出てくれませんでしたが、

再び姿を現してくれました。

みんな大興奮で撮影しまくっていました。

お祭り騒ぎで楽しかった!



自分はというと、三脚に慣れていないのと、

三脚の使い勝手が悪すぎて、シマノジコ♂を中央に持ってくるのに一苦労。。。

その間に何度も飛ばれてしまって、結局三脚でシマノジコ♂を撮ることをあきらめました。。

その代わりにノジコ♂とキマユホオジロを撮りましたが、

手持ちと比べて画質が明らかに劣化。。。

あまりにひどくてがっかりしました。



がっかりしていると、対馬の野鳥の会の方?なのか

同世代かちょい上くらいっぽい男性が、

「よかったら見てください」と、

フィールドスコープでとらえたシマノジコの様子を見せてくれました。

その像の明るいことと言ったらもう別次元でした。

そして羽根の毛まで認識できそうなくらい解像していて、

自分のレンズよりも大きく映っていました。

鮮やかな赤茶色の上部と胸部~腹部の黄色が見事な♂でした。

この像がいまだに頭を離れず、

フィールドスコープを買おうかと考え始めました。



結局、時間ギリギリの13:50まで粘ったのですが、

シマノジコ♂の十分に良い写真は撮れなかったので、

あきらめて、皆さんにお礼を言ってその場を離れ港に向かいました。

これで対馬の探鳥は完全に終了でした。



ヤマショウビンに会えたらラッキー程度に考えて、

とにかく会える鳥をうまく撮ることに専念した鳥撮旅行でしたが、

期待以上に珍しい鳥にも出会え、

何よりヤマショウビンとシマノジコ♂の両方に出会えてしまうという、

とてつもないラッキーな日々でした。

(今年の運をすべて使い切った感すらあります)




5/4に出会った(30種)


①で出会った鳥 3種

オオルリ(声のみ)、ウグイス(声のみ)、カケス(声のみ)

①から②への道中で出会った鳥 6種

セイタカシギ、タカブシギ、アオアシシギ?、クサシギ?、イソシギ?、ホオジロ


②で出会った鳥 種

ホオジロ、ミヤコガラス?、トビ


③で出会った鳥 5種

カケス、ツバメ、ホオジロ、イソシギ、アオサギ、コサギ、トビ


④付近の道中で出会った鳥 1種

オオルリ



④で出会った鳥 8種

ノビタキ♂、ノジコ♂、ヤマガラ、ホオジロハクセキレイ?、キセキレイ?、ハシブトガラス、スズメ、ツバメ、トビ



⑤で出会った鳥 19種

ツバメ、コイカル、ノジコ♂、キセキレイ♀?、タイワンハクセキレイ?、カワラヒワ、シマノジコ♂、ホオジロ♂♀、カラムクドリ、コムクドリ、アオジ♂、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、コサギ、アマサギ、スズメ、ヒヨドリ



初見の鳥(6種)

ノビタキ♂、コイカル、タイワンハクセキレイ?、シマノジコ♂、カラムクドリ、コムクドリ



その4.鳥撮旅行まとめへ・・・

ヤマショウビンを撮った後、上島の主な探鳥地を再び回ることにしました。



まず向かったのは②。自分以外には探鳥者は居ませんでした。

港と田畑の広がる景色はとてものどかで気持ちよかったです。

対馬の集落の景色の中でもかなり好きな景色の一つでした。



郵便局の近くに車を止めて、あたりの様子を見ようとしたら、

郵便局の軒下にツバメの巣があり、

親鳥が巣を守っていました。

車の中から一枚だけ写真を撮らせてもらいました。



そして車を別のところへ移そうとした時に、

目の前にセキレイが現われました。

ほんの3mくらいの距離でしたが、

車の中から撮影させてもらえました。しかも全然嫌がるそぶりもなし。


初めは普通のツメナガセキレイかと思っていましたが、

どうやらシベリアツメナガセキレイだったようです。

帰ってきて図鑑を見てようやくわかるところが情けないのですが。。。

今年はこれまで対馬の方々のブログで登場してきていないので

自信がないのですが。。。



田畑の脇に車を停めて、舟志の森 自然学校を経由して田畑を一周しましたが、

結局見たのはカワラヒワとシジュウカラとチュウサギだけ。

あとはウグイスとオオルリのさえずりが聞こえました。

聞いたことのない鳴き声でさえずる鳥も居たので声だけ録音しました。

自然学校は平屋建ての昔ながらの田舎の学校を思わせるつくりで、

非常に良い風景だなあと感じました。

ここにホオジロ類がいるかもとのことでしたが、

何もおらず残念でした。。。




次に向かったのは③です。こちらも探鳥者は自分一人でした。

ここでは何やら獲物を捕まえて飛び去ろうとするミサゴと、

イソシギを目撃しました。

コサギは相変わらず滞在していました。

ウグイスはどこに行っても囀っています。

ヤマショウビンが居ないかとじっくり探しましたが居ませんでした。



次は④へ向かいました。

④では、前日の雨に濡れたオウチュウではなく(しかもシルエットのみ…)、

乾いたオウチュウを写真に収めたくて向かいました。

前日居たところにはオウチュウは居なかったのですが、

広がる田んぼの真ん中あたりに人だかりがありました。

これは何か居るぞと期待しました。

人だかりの中に、前日に知り合った女性が居たので、

聞いてみるとオウチュウとセキレイとシギがいるとのこと。

羽の乾いたオウチュウを無事に撮影することができました。


そして、マミジロツメナガセキレイ、ツメナガセキレイ、ホオジロハクセキレイ、

ムネアカタヒバリ、アオアシシギ、ヒバリシギが居ました。

広い田んぼの他のエリアには何も居なかったのに、

なぜかこの田んぼ周辺にはこれだけの種類の鳥が居ました。

しかも初見の鳥が多数!

教えていただいたみなさんに大感謝です。



オウチュウやセキレイ類を撮るカメラマンが

農道に三脚を構えて撮影するという状況に、

若干、田んぼの持ち主は困惑気味だったような気がします。

(確かに自分が逆の立場だったら・・・)




概ね撮り終えた後、皆にお礼を言って、

再び①を目指しました。何せまだ①を十分に探鳥できていなかったので。



途中、志多留の川にコブハクチョウが居ました。



①ではまず野鳥観察塔周りを見ることにしました。

何かが居るような気配はなかったのですが、

奥の方に入り込むと何やらが飛び出しました。

レンズ越しに姿を確認すると、それはキマユホオジロでした。

ブッシュの中暗いわ枝かぶりだわでイマイチなシチュエーションでしたが

初見だったのでたっぷり撮らせてもらいました。



野鳥観察塔周りには、他にメジロ、キビタキ♂、ノジコ♂が居ました。



野鳥観察塔周りを見ていた時に、聞きなれない鳴き声とともに

遠くから飛んできた鳥が田んぼの中へ降り立ったのが見えたので、

次にそれを探しに行きました。

その正体はクサシギでした。これも初見。

観察塔周りの田んぼには、カラスとコサギ・アオサギくらいしかいませんでした。



その後⑤へ向かいましたが、ここでも何も見つけられませんでした。

帰り際に、④⑤の様子の記念撮影をし、大岩橋のヤマショウビンポイントを見てみると、

相変わらず多数の車が待っているようでした。

さすがみんなのアイドル、ヤマショウビン。



ここでタイムアップとなったため探鳥を止めて⑥へ。

ここでは祭りの様子を写真に収める予定でしたが、

到着した時点で16時を過ぎており、すでに祭りは終わってしまっていました。。。

何年か前に初めて見たときに、とても良いお祭りだと思っていたので、

今回、デジイチで綺麗に撮影したかったのですが、

残念でした。。。



その後、⑦でヒトツバダゴの撮影をし、

対馬の好きな風景第2位の⑧の風車のもとへ!

・・・と思ったのですが、風力発電を止めたようで、

立ち入り禁止となっていました。。。

残念!!

広角レンズを活かして良い写真を撮りたかった・・・。

それにしてもなんで風力発電をやめたんだろう??



この時点で時間は17時半。



急げば日没までに⑨へたどり着けるだろうと思い、

大急ぎで向かいました。

そして何とか対馬で好きな風景第1位の景色を写真に収めることができました。

(イメージセンサにごみが着いているのを除去し忘れたのが悔やまれます。。。)

18:45頃到着し、19:30頃まで写真を撮っていました。



この日は厳原で宿泊。

その前にコインランドリーで選択するため⑩へ向かいました。

上島ではコインランドリーなるものは存在しなかったようですが、

(ホテルなどに併設されたものはあったのかもしれませんが)

下島では誰でも24時間(?)使えるコインランドリーが⑩にだけありました。

厳原より5分くらいなので非常に便利でおススメです。



5/3に出会った(36種)

① 21種

ヤマショウビン、キマユホオジロ、コウライキジ♂、キビタキ♂、ノジコ♂、メジロ、イソシギ、クサシギ、カワセミ、ツバメ、カワラヒワ、シジュウカラ、コサギ、アオサギ、アマサギ、ハシブトガラス、ミヤマガラス?、ウグイス(声のみ)、ドバト、スズメ、トビ


②で出会った鳥 9種

シベリアツメナガセキレイ、オオルリ(声のみ)、ウグイス(声のみ)、ツバメ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、トビ、チュウサギ


③で出会った鳥 7種

ミサゴ、イソシギ、ウグイス(声のみ)、コサギ、アマサギ、ハシブトガラス、ツバメ



④で出会った鳥 11種

オウチュウ、ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、ホオジロハクセキレイ、アオアシシギ、ヒバリシギ、チュウダイサギ、


④から①への道中(志多留)で出会った鳥 4種

コブハクチョウ、カワラヒワ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ツバメ


⑥で出会った鳥 2種

コサギ、アマサギ



初見の鳥(13種)

ヤマショウビン、キマユホオジロ、コウライキジ♂♀、イソシギ、クサシギ、ヒバリシギ、シベリアツメナガセキレイ、ホオジロハクセキレイ、ミサゴ、ムネアカタヒバリ、チュウダイサギ、コブハクチョウ


本編(六日目(最終日))へ・・・

5/3

上島:天気 曇り

ついに待ちに待った瞬間がやってきました。

ヤマショウビンとの初対面の瞬間です。


この日はまずヤマショウビンを待ち、11時を過ぎても出てくれないようなら

他の探鳥地へ移動しようというプランを立てました。


この日は上島での探鳥の最終日だったというのもありましたので。


①佐護椋梨→②舟志→③三根→④田ノ浜→①佐護椋梨→⑤佐護塩田→⑥佐須奈→⑦鰐浦→⑧千俵蒔山→⑨烏帽子山→⑩久田のクリーニング→⑪厳原


①-②間:25分

②-③間:40分

③-④間:30分

④-①間:30分

⑤-⑥間:15分

⑥-⑦間:15分

⑦-⑧間:25分

⑧-⑨間:90分

⑨-⑩間:30分?

⑩-⑪間:5分




前日に、ヤマショウビンの出現時間を聞いたとき、

ヤマセミと同じような生活をしてそうだなと感じました。

そして前日の夜に出てこないことを考えると、

恐らく翌朝は確実に出てくる!と確信しました。




京都で見たことのあるヤマセミは朝5時半から飛び回っていたので

その頃から出てくるかもと思い、5時半前には①の大岩橋のポイントに到着。




すでにウグイスをはじめとしたさまざまな鳥がさえずり始めていました。

何種か聞いたことのないさえずりが聞こえたので、録音することにしました。
いっとんとん-20120503佐護椋梨のヤマショウビン出現ポイント

ヤマショウビン待ちの場所からみたヤマショウビンポイントの様子。

幅の広い川の対岸なので超遠い!!





朝早すぎてさすがに誰もいませんでした。

しかし、6時になると車が1台、2台とやってきて、

6時半頃には7台になっていました。





車のシートを倒した状態で窓を全開にし、

肉眼と双眼鏡で対岸をくまなく探すという作業を開始してから1時間ちょい。



2012年5月3日6時25分頃。



肉眼で対岸を見ていると、電線に何やら見慣れない青い物体が。

もしや!と思って双眼鏡を見ると!出ました!!!ヤマショウビンです!!!



そこからは大興奮しながらひたすらシャッターを押しまくりました。

周りの車はまだ気づいていない様子。

(水色レンタカー2台組の人たちはもしかしたら気づいていた?)




間もなく飛んで山の中に入ってしまいました。

なんと1分間で100枚も連写していました。。。



それで撮った写真がこちら。



Pentax K-r + Sigma APO 150-500mm f5-6.3手持ち(車の窓枠で固定して撮影)


いっとんとん-初めに出てきたヤマショウビン

ちっちゃ!!!!!(笑)



拡大してもボケボケであまりにひどかったです。。。




それでもなんとかヤマショウビンだと分かる写真が撮れたので、

きっとまた出てきてくれるはずだから、その時にはもっと大きく撮りたい!

と思い、1.7倍のテレコン(厳密にはテレコンではなくAFアダプター)を取り付けました。

これで850mmレンズ相当。





近くに飛んできたイソシギで撮影練習をしていると、

普段の設定(Tvモード(シャッター速度1/60), ISO800)で撮るよりも、

Avモード(f6.3)でISOを最大1600で自動と設定したところ

格段に画質が上がりました。

なんでだろう???



そんなことを考えている暇はないので、

とにかく次のチャンスがラストチャンスと考えて、

たっぷり準備をしました。





飛び去ってから待つこと50分。

さっき飛び込んだところばかりを見ていたので気づきませんでしたが、

そこからさらに上流側へ10m程度上がったところの

川にせり出した木の枝にヤマショウビンが止まっていました。

飛んでくる方向を突き止めることができませんでした。





7:15


再び現われたヤマショウビンくん。(♂か♀かはわかりませんが)

滞在してくれた45分のうち、何度も枝から枝へ移ってましたが、

その間で約800枚もの写真を撮りまくりました。

(やりすぎたかな。。。)



Pentax K-r + +Sigma APO 150-500mm f5-6.3 + PENTAX F AFアダプター1.7X


いっとんとん-次に出てきたヤマショウビン。お食事中 いっとんとん-いちばんピントがマシな写真・・・遠い・・・

うーん。これでも小さい・・・・

いやいや。ヤマショウビンに会えただけでも感謝せねば。



このAFアダプターを買ってから初めて本格的に使いましたが、

買っておいてよかったです。




等倍サイズまで拡大してようやく

スマホの画面横幅いっぱいになるくらいの

サイズでしか撮れませんでしたが

めちゃくちゃ嬉しかったので等倍でトリミングして

スマホの待ち受け画面にしました。



待ち受け画面用に切り取った写真候補がこちら。


いっとんとん

いっとんとん

いっとんとん




いっとんとん

いっとんとん

いっとんとん

いっとんとん

いっとんとん





このヤマショウビンは、現われてきた時にはすでに何かをくわえていました。

カエルかな?カニかな?(足が6本以上あるようにも見えたので)



そして加えた状態のまま首を二回ほど大きくひねり、

(頭が真下を向くほど)
いつのまにか餌を飲み込んでいました。

首のひねりはどんな意味があったんだろう??

くちばしを閉じる力だけでは餌を絶命させられなかったから、

勢いをつけてさらに強くくわえたかったから??



いっとんとん

いっとんとん

いっとんとん



大興奮の45分が過ぎた後、

ヤマショウビンは再び山の中に入っていきました。



一仕事終えてほっと一息をついたころ、

皆がほぼ同じようなタイミングで車の中から出てきました。

皆、とても満足そうで幸せそうな顔をしていたのが印象深かったです。

知らない人同士も、同じ鳥を追いかけて全力を尽くしたあとなので、

昔からの知り合いかのように和やかに会話をしました。

この瞬間はほんとに気持ちよかった!




その後、再び何度も現われてくれましたが、

どんどん距離が離れて行ったので、

あきらめて別の探鳥地へ向かうことにしました。




その頃のヤマショウビン撮影隊の様子。



いっとんとん-20120503佐護椋梨のヤマショウビン観察の様子



高鳴る胸の鼓動を抑えながら、車の中で人知れず

"グッ"と力強くガッツポーズをしたのでした。



五日目:後半へ続く。

5/2

上島:天気 雨 午後には小降りに

いよいよ楽しみにしていた対馬の探鳥の聖地、佐護椋梨への潜入です。


この日は雨で鳥の出が悪いだろうと予測し、午後はヤマショウビン待ちとなる下記プランに決定

①佐護椋梨→②三根→③田ノ浜→④伊那→①佐護椋梨→⑤対馬野生動物センター→①佐護椋梨


①-②間:30分

②-③間:30分

③-④間:7分

④-①間:20分?

①-⑤間:5分


楽しみすぎて5時起き。

雨も比較的小ぶりになってきたので張り切って①へ向かいました。



①佐護椋梨の様子

いっとんとん



①には野鳥観察塔なるものがあります。

観察塔自体への立ち入りは今は禁止されていますが。

その周囲には宿泊施設(寝るだけの大部屋・トイレ・炊事場)があり、

このあたりで探鳥をされる方はよくここで宿泊されるそうです。

大分から来られたYさんにいろいろと教えていただきました。



何年か前にできた野鳥観察塔。でも今は立ち入り禁止・・・

いっとんとん いっとんとん


野鳥観察塔の周りには炊事場・トイレ・雨風をしのげる部屋があります。

(部屋の利用には事前申請が必要だそう。申請しないと鍵がかかっているようです)

いっとんとん



そして小耳にはさんだのが、昨日ここでヤマショウビンが目撃されたという話。


一気にテンションが上がりました。



ヤマショウビンの目撃情報があった大岩橋(赤い橋)の脇(上流側)の山側の木をじっと見つめる水色のレンタカー2台組がいましたが、まだヤマショウビンが現われた様子がなかったので、せっかくなのでまずは上島の探鳥スポットを見ておこうと、一人③へ向かおうとしました。


が!①から③へ抜ける最短ルートが通行止めになっていました・・・



通行止めを示すロープ。(人形付き)

いっとんとん

しぶしぶ引き返すとコウライキジ♂♀に遭遇!(別々に田んぼの中にいました)

遠かったのですが、コウライキジが大きいためバッチシ写真を撮れました。


コウライキジ♀ まだかなり暗かったので不鮮明でした。。

いっとんとん


ちょっと明るくなってから撮影したコウライキジ♂。
いっとんとん いっとんとん

その後、まず②へ向かいましたが、コサギとアマサギが居るくらいで

特になにも見かけませんでした。

川の脇の木々の感じからかなり期待したのですが・・・



次いで③へ。(9時半頃到着)

こちらは広い土地にたくさんの水田がありました。

この時は、田んぼでの探鳥を甘く見ていたため、

ざっと見て目立つ鳥が居なかったことからあきらめたのですが、

実は田んぼにくる鳥は非常に小さいので、

双眼鏡できちんと見てみないと見落とすことが多いようです。


とにかく何も居ないなら①へ戻ろうとしたときに、

何やら黒いものがヒラヒラと羽ばたいて田んぼに降りようとして、

すぐに高い木の上に戻っていきました。

オウチュウでした。もちろん初見!


木の上に戻っていったオウチュウ。

いっとんとん



これも①で大分のYさんにいるって聞いたよ、と情報を頂いたものでした。

危うく見逃すところでしたが、俺にも気づいてくれよーと言わんばかりに

姿を見せてくれたので、お目にかかることができました。


しかもよく見るとなんと4羽も!!

(ここには3羽のみが写っています)
いっとんとん


雨であたりが暗い上、

黒っぽいオウチュウをきれいに撮ることはできませんでしたが、

折角なので証拠写真を残そうと何枚も撮りました。

この後、田ノ浜に向かった方々は

オウチュウを見つけられなかったそうなので

教えてあげればよかったと後悔・・



オウチュウを撮って大満足して気分揚々④を経由して①へ。

(④にはトビとカラスとツバメ以外は見当たりませんでした。。。

探鳥ポイントが分かっていなかったせいでしょう。)



①では前日のヤマショウビン目撃ポイントで探し続ける人々が

土手の上に車を数台連ねて待っていました。

しかしまだ何も出てきていないようなので、

もう少し情報の確度を高めておこうと⑤に向かいました。



⑤対馬野生動物センター。これで3回目の来訪。

いっとんとん いっとんとん

⑤は以前に来たときよりも大勢の人が居ました。

20人弱はいたかな?

外国人の団体や北海道からこられた家族など。

自然を紹介する取り組みで、各所の写真を展示していましたが、

これがまたみんな良い写真でした。

こんな風景見たことないぞと驚いてしまうほど良い写真だらけ。



MISIAのポスターもありました。

受付でMISIAの話をすると「来てくれてますよ」と言っていました。

いっとんとん いっとんとん



そして本題のヤマショウビン情報。

電話して詳しい人に聞いてもらったところ、

やはりみんなが居たところで目撃情報があった模様。

よっしゃそれでは!

ということで大岩橋の土手での車中待ち組に加わりました。

この時点で車は3台。



対馬にいる生物たち。
いっとんとん


対馬で見られる野鳥。

ここで憧れのヤマショウビンの大きさを記憶。

予想外に小さい!

いっとんとん

11:30に到着し、食事もトイレも行くことなく、

ひたすら18:30まで待ちましたが

結局ヤマショウビンが現われることはありませんでした。



途中、詳しそうな方が親切に声をかけてくれて、

朝か夕方しか出ないよ、と言っていたのを信じればよかったかな?

でもでも、せっかく来たのに出てきてくれたのに

気付かず帰ってしまったとなると

そっちのほうが悔しいのでひたすら待ってしまいました。。。

その人の話によると、どうやら4/30が佐護での初認のようで、

4/30, 5/1, 5/2に連続して目撃情報があったそうです。

何やら初めに発見したのは外国の方とか!

(前日に会ったあの人かな?)



5/2に出会った(17種)


①で出会った鳥 9種

コサギ、チュウサギ、ハシブトガラス、ミヤコガラス、シジュウカラ、スズメ、ドバト、トビ、カワラヒワ


ミヤコガラス?くちばしの様子からそう思ったんですが。。。

いっとんとん

③への最短道中で出会った鳥 2種

コウライキジ♂♀


②で出会った鳥 4種

ウグイス(声のみ)、チュウサギ、アマサギ、ミサゴ?


②から③への道中で出会った鳥 5種

トビ、カラス、カワラヒワ、アマサギ(10羽程度)、チュウサギ


③で出会った鳥 2種

オウチュウ、カモ類


④で出会った鳥 4種

ハシブトガラス、トビ、カワラヒワ、ツバメ




初見の鳥(4種)

コウライキジ♂♀、オウチュウ、ミサゴ?

本編(五日目)へ・・・




以下はSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMにて撮影。


この日の食事前に行った韓国展望台。
いっとんとん


ヒトツバダゴが咲き乱れる鰐浦の写真を撮るつもりが

意外とヒトツバダゴが少なかったです。。。

まだ時期が早かったのかな?

いっとんとん

韓国方面を眺めた写真。

奥の島には自衛隊の基地があるそうです。

いっとんとん


5/1

下島:天気 曇り一時雨 (15時頃から下島全域雨でした…)


またまた前日までの対馬野鳥ブログと過去ブログを見て、下記プランに決定

①八丁郭→②浅藻→③内院→①八丁郭→③内院→②浅藻→④鶏知ダム→⑤洲藻→⑥浅茅ベイパーク→⑦豊玉町鑓川→⑧比田勝→⑨佐須奈


①-②間:10分

②-③間:10分

②-④間:50分

④-⑤間:10分

⑤-⑥間:20分?

⑥-⑦間:20分?

⑦-⑧間:80分?

⑧-⑨間:15分



この日は前半の下島最終日。

万が一に期待してヤマショウビン目撃ポイントを中心に回ってみることとしました。


厳原から①へ向かう道中で、コジュケイの家族が道路脇から

そそくさと隠れるところに出くわしました。

またしても写真を撮れず。。。



①は初めて行きました。6:00着。誰もいません。

やはりどこがポイントなのかさっぱりわかりません。

川沿いなのか、山の中なのか・・・。

山の中を走っていると何やら飛び出したのですが

まだ暗くてよくわかりませんでした。



川沿いをもと来た道へと戻ると、もと来た道(県道?)との交差点付近で

複数の小鳥が飛び交っているのを発見!

コサメビタキ7~8羽とエゾビタキ1羽でした。


エゾビタキ。等倍トリミングでもこの程度。

いっとんとん いっとんとん


コサメビタキってなんで飛び出してから止まるまでに間に

あんなに激しく枝などに体をぶつけるんだろう?

この動きだけでもコサメビタキってわかります。


コサメビタキ。

車中から撮影したからか相当近くで撮れました。

いっとんとん

直後に行った②では何も見つからず・・

すぐに③に行きました。7:00着

さすがは下島一の探鳥ポイント。

朝早いのに何組か鳥見している人が居ました。



前日のホオジロポイントに行くと、まだいてくれてました。

ホオジロ♂♀、シベリアアオジ♂、カシラダカ♀(?)が居ました。


シベリアアオジ♂

いっとんとん いっとんとん

いっとんとん いっとんとん


カシラダカ・・・だと思うけど。。。

いっとんとん

いっとんとん いっとんとん いっとんとん

昨日猛禽類に襲われたせいか、あまり出てきてくれませんでした。



田んぼにはホオアカがまだいました。

いっとんとん いっとんとん

写真を撮っていると、この日は平日だったので

小学校に通学する子供たちと会いました。

皆、物怖じせず元気に自然におはようございますと挨拶してくれました。

内院小学校には素晴らしい先生方がいるんだろうなあと思いました。

その後も探鳥を続けていたら、子供たちが体操服に着替えて出てきました。

どうやら毎朝田んぼの周りを何周かランニングするのが日課のようです。

全部で7名くらいだったかな?

初めて会った子とも挨拶を交わしました。

校長先生と思われる人とも少しだけお話をしました。

先生の温和な人柄を見て、良い子が育つわけだと納得しました。


いっとんとん

小学校側からメインストリートへ抜ける道。

この先にホオジロポイントが。


いっとんとん
手前のブッシュがホオジロポイント。

奥まで続くブッシュを伝って行ったり、

田んぼの中に降りて餌をとったりしていました。


いっとんとん

ホオジロポイント目の前の田んぼ。

この奥の木々のところも多くの鳥たちがいました。



再び①へ戻ると、一人の男性バーダーがいました。

なんと外国人(西洋系)でした。

ヤマショウビンを探しに来たのでしょうか?

そんなことを考えていると電柱に一羽の猛禽類が

止まっているのに気が付きました。

チゴハヤブサでした。

その後、雨がやや強まってきた中、

ヤマショウビンはヤマセミたちと似たように

川のそばの横枝に止まるというWEB情報での知識をもとに、

徒歩で川沿いを探してみましたが居ません。。。

(例年現われるポイントが分かっていたら張り込んだのですが)



再び②へ戻りました。



雨が降ってきたせいか、②にも特に何も居ません。

ホオジロポイントにも鳥の気配を感じなくなりました。



これじゃあ仕方がないと、④へ移動。

こちらでも多少雨が降っていました。

ダムをぐるっと囲む道路脇に茂る木々の中を

2羽のカケスが移動していくのを目撃しました。

照準を合わさせてもらえないほどささっと枝に飛び移るので

残念ながら撮影できず・・・。



その後、さらに進むとエナガの群れに遭遇。

なんとか写真に収めることができました。

いっとんとん

オオルリとかにももっとたくさん出会えると思っていましたが、

予想に反してこの2種くらいしか出てくれませんでした。。。

ダムは徒歩で見ないとダメなのかな?



次に、⑤に向かいましたがヤマショウビンは見つからず・・

次いで⑥にたどり着いた時には雨が一段と激しくなり戦意喪失・・・

閉園時間の30分前の16:30まで1時間位車中で仮眠をとり、

⑦⑧⑨は野暮用です。

特に⑧は夕食と温泉、⑨は宿があったため向かいました。



5/1に出会った(24種)

①への道中で出会った鳥 1種

コジュケイ


①で出会った鳥 7種

コサメビタキ、エゾビタキ、チゴハヤブサ、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ


②で出会った鳥 5種

ウグイス(声のみ)、ホオジロ、スズメ、アマサギ、ハクセキレイ(遠すぎて詳細識別不可)


③で出会った鳥 11種

チュウサギ、アオサギ、ツバメ、ホオジロ♂♀、カワラヒワ、シベリアアオジ♂、ホオアカ、カシラダカ♀?、ハシブトガラス、ミヤマガラス?


カワラヒワ。そこらじゅうで見かけました。

いっとんとん


④で出会った鳥 2種

カケス、エナガ



初見の鳥(2種)

ホオジロ♀、ミヤマガラス?

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