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下島:天気 晴れ時々曇り(曇り?)
とうとう最終日となってしまいました。
これだけ長く滞在すると、車はマイカーのように愛着を感じるようになり、
対馬の自然は実際に身の回りに当たり前にある風景のように思えてきていました。
前日にヤマショウビンを見ていたので、
下島ではヤマショウビン探しはほとんどせずに、
久和と内院を中心に新たな旅鳥の飛来を確認することとしました。
コムクドリとマミジロタヒバリとキマユホオジロをきちんと写真に収めることが
この日の最大の目標でした。
①鶏知ダム→②加志→③洲藻→①鶏知ダム→④久和→⑤内院
①-②間:25分
②-③間:15分?
③-①間:10分
①-④間:40?
④-⑤間:10分
前日のブログ情報では、朝一のダムではオオルリのさえずりが聞けたり、
ノゴマ♂も出ているとのことだったので
少しだけ期待してまず①へ向かいました。
すると先客なのか別の目的なのかはわかりませんでしたが、
一台の軽自動車が停まっていました。
その脇には野良犬と思われる犬が路上で寝ていました。
本当は歩いて探鳥をしたかったのですが、
犬にかみつかれでもしたら厄介だと思い、
泣く泣く車中からの探鳥に。
しかし、結局何も姿を現してくれませんでした。
(鳴き声だけではオオルリ、ウグイス、カケスあたりは分かりました)
次に②へ向かおうとすると、初日にホオジロを見たあたりの田んぼに、
セイタカシギが1羽だけいました。
その後、良い声で囀るホオジロにも会いました。
朝からすさまじい勢いで鳴き続けていました。
そしてまた少し進むと、途中の田んぼにシギ類が何羽かいるのを確認。
アオアシシギとタカブシギ、クサシギ、イソシギが居たようでした。
(遠く離れており識別困難だったため自信はありませんが・・)
②にはホオジロとミヤマガラスが居ました。
ホオジロも本当にどこにでもいました。
次に③に向かいました。
ダメもとでヤマショウビンを探してみましたが、
ポイントが分からなかったのもあり見つからず。。。
この日目撃情報はなかったので恐らく出ていないでしょう。
その代わりにカケス、ホオジロ、イソシギが居ました。
③から①へ向かう途中、朝一にセイタカシギが居た田んぼに、
タカブシギが入っていました。
シギにはこれまであまり関心を持ってこなかったため、
生態をよく知らなかったのですが、
一度見て居なかったとしても、後から入ることがあることを学びました。
①ではまたしても何も見かけることはありませんでした。
④への道中ではオオルリを見かけました。
オオルリの囀りもやはりとても良いです。
④は前日にいろいろ出てきてくれたとのことだったので、
期待していきました。
ここはこの旅で初めて行ったのですが、
大体どのあたりが探鳥スポットなのかが何となくわかりました。
慣れのせいかな?
ブッシュの辺りは大体何かが潜んでいるようです。
ここでは、フェンスの上に黒い小鳥が止まったので見てみると、
ノビタキ♂でした(遠すぎてボケボケですが一応写真を撮影)
雄は初見でしたが、雄の夏羽は良いですね。
その他、ノジコ♂、ヤマガラ、ホオジロハクセキレイ、ホオジロ(声のみ)、キセキレイを見かけました。
⑤はやはり人気の探鳥地のようで、10:00に着きましたが
すでに何台かの車が道端に停められており、
カメラを持って探鳥をしている人々が居ました。
2日目に見つけたホオジロ類ポイントのブッシュあたりに
何名か居たので、何かが居るはずと期待しつつも、
まずはグルリと一周回ってみました。
すると木に2羽の鳥が。
イカルかと思っていましたが、皆さんに話を聞く限りはコイカルらしいです。
初見でした。
その後、集落のはずれへ向けて歩き出そうとしたところ、
4日目に佐護で、5日目に田の浜でお会いした女性に出会いました。
この時点で、すでにノジコを撮影していたことに気づいていなかったのですが、
ノジコを撮りたいという話をしたら、親切に見かけた場所を教えてくれました。
この時期はそんなに珍しい鳥ではないんですね。
言われた通りの場所で、ノジコをしっかり撮影することができました。
その他、キセキレイ♀(?)とタイワンハクセキレイを見かけました。
(どちらも亜種に似ているので微妙な判定でちょっと自信がないです。。)
そして楽しみにとっておいた、ホオジロ類ポイントへ向かうと、
先ほどの女性が旦那さんと一緒にいました。
どうやら、今朝方にコムクドリとカラムクドリが出たそうです。
この日の目標はコムクドリとマミジロタヒバリとキマユホオジロ(再)だったので
これは見ねばと、皆と一緒に待つことにしました。
ホオジロ類ポイントの背の低いブッシュではなく、
田んぼの奥の背の高い木々が立ち並ぶところに、
ムクドリコンビが出たそうです。
しばらく皆さんと会話しながら待っていたら、
ホオジロ類ポイントの奥側のポイントに何やら小鳥が飛び込んだのが見えました。
暗いところであったことと、自分のレンズがあまり明るくないため、
正確に識別はできませんでしたが、何となく背中が赤茶色いような鳥が写っていました。
それと同時に、先ほどの女性がフィールドスコープでその鳥を捉え、
「これ、シマノジコじゃない?」
と声をあげました。
見せてもらうと確かにシマノジコ♂!
これは対馬に来るバーダーがぜひ見たいという鳥の1種で、
ヤマショウビンよりも貴重に感じる人もいるよう。
そんな貴重なシマノジコをラッキーにも見ることができました。
その後、皆さんが知り合いなどに連絡を取り、
シマノジコが出たとの情報を流しました。
今年初めてシマノジコが出たという情報だったかと思います。
それから間もなくしていろんな人が集まってきました。
そして発見したブッシュから奥の背の高い木の中へ飛び移ったシマノジコ♂を
大勢のギャラリーが目ざとく発見するので、
かなり楽にシマノジコ♂を写真に収めることができました。
メジロのようにあまり頻繁に移動しない鳥なので助かりましたが、
如何せん遠すぎたのでSigma APO 150-500mm単体では無理が・・・
手持ちで撮る気満々だったのでテレコン&三脚を持ってこなかったのが悔やまれました。
それでも思う存分シャッターを切りました。
距離的には25mくらい?
前日のヤマショウビンと比べたらだいぶ近かったように思いますが、
ヤマショウビンの半分くらいの大きさなのでキツかった。。。
シマノジコ♂が木々の奥へもぐってしまった直後、
誰かが、あそこにカラムクドリとコムクドリが居る!
と言って、内院のメインストリート(?)脇の電線にいることを教えてくれました。
どちらもそこそこ大きい鳥だと思っていたのですが、
予想以上に小さくて驚きました。
当然どちらも初見です。
見たかったコムクドリに会うことができて嬉しかったです。
コムクドリは頬が赤く、まるで化粧をしているような感じで、
本当にかわいらしい感じでした。
カラムクドリはどちらかというとキツめの顔つき。
こちらは人馴れしていないせいか、
なかなか良い方向に止まってくれません。
そして動きまくる!
良い写真ではありませんが、何とか証拠写真を撮影。
コムクドリはその後もたびたび電線や電柱の上に出てくれました。
しかし、シマノジコ♂が出てしまったため、
皆の関心は主にシマノジコ♂に。
自分は最終的に300枚も撮影していました。。。
距離が遠すぎたため、こちらも証拠写真程度ですが。。。
しばらくファンサービスをしてくれたシマノジコでしたが、
なかなか出てくれないようになり、一時皆が解散しました。
自分も、フェリーの時間に十分間に合うように帰るまではあと1時間半。
それまでどこに何を撮りに行こうかと車に戻り考えました。
シマノジコ♂の写真を見返していると、あまりのさみしい出来映え・・・
そして決意したのは、テレコン+三脚でシマノジコを撮り直すこと。
ポイントへ向かうと、誰もいませんでした。
しかし、自分を見つけて1人の男性が寄ってきて、
シマノジコが出ていることを知り、カメラを構え始めると、
午前中のメンバーとは別の人々が次々と集まってきました。
シマノジコ♂は15分くらい出てくれませんでしたが、
再び姿を現してくれました。
みんな大興奮で撮影しまくっていました。
お祭り騒ぎで楽しかった!
自分はというと、三脚に慣れていないのと、
三脚の使い勝手が悪すぎて、シマノジコ♂を中央に持ってくるのに一苦労。。。
その間に何度も飛ばれてしまって、結局三脚でシマノジコ♂を撮ることをあきらめました。。
その代わりにノジコ♂とキマユホオジロを撮りましたが、
手持ちと比べて画質が明らかに劣化。。。
あまりにひどくてがっかりしました。
がっかりしていると、対馬の野鳥の会の方?なのか
同世代かちょい上くらいっぽい男性が、
「よかったら見てください」と、
フィールドスコープでとらえたシマノジコの様子を見せてくれました。
その像の明るいことと言ったらもう別次元でした。
そして羽根の毛まで認識できそうなくらい解像していて、
自分のレンズよりも大きく映っていました。
鮮やかな赤茶色の上部と胸部~腹部の黄色が見事な♂でした。
この像がいまだに頭を離れず、
フィールドスコープを買おうかと考え始めました。
結局、時間ギリギリの13:50まで粘ったのですが、
シマノジコ♂の十分に良い写真は撮れなかったので、
あきらめて、皆さんにお礼を言ってその場を離れ港に向かいました。
これで対馬の探鳥は完全に終了でした。
ヤマショウビンに会えたらラッキー程度に考えて、
とにかく会える鳥をうまく撮ることに専念した鳥撮旅行でしたが、
期待以上に珍しい鳥にも出会え、
何よりヤマショウビンとシマノジコ♂の両方に出会えてしまうという、
とてつもないラッキーな日々でした。
(今年の運をすべて使い切った感すらあります)
5/4に出会った(30種)
①で出会った鳥 3種
オオルリ(声のみ)、ウグイス(声のみ)、カケス(声のみ)
①から②への道中で出会った鳥 6種
セイタカシギ、タカブシギ、アオアシシギ?、クサシギ?、イソシギ?、ホオジロ
②で出会った鳥 種
ホオジロ、ミヤコガラス?、トビ
③で出会った鳥 5種
カケス、ツバメ、ホオジロ、イソシギ、アオサギ、コサギ、トビ
④付近の道中で出会った鳥 1種
オオルリ
④で出会った鳥 8種
ノビタキ♂、ノジコ♂、ヤマガラ、ホオジロハクセキレイ?、キセキレイ?、ハシブトガラス、スズメ、ツバメ、トビ
⑤で出会った鳥 19種
ツバメ、コイカル、ノジコ♂、キセキレイ♀?、タイワンハクセキレイ?、カワラヒワ、シマノジコ♂、ホオジロ♂♀、カラムクドリ、コムクドリ、アオジ♂、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、コサギ、アマサギ、スズメ、ヒヨドリ
初見の鳥(6種)
ノビタキ♂、コイカル、タイワンハクセキレイ?、シマノジコ♂、カラムクドリ、コムクドリ
その4.鳥撮旅行まとめへ・・・





















































