現実的には自社単独で新物を実現することは難しいから、相乗効果が期待できる提携先をみつけ、各々の得意分野を上手く組み合わせる新しい形にする必要がある。

このあたりが、付加価値の新しいアプローチだと思うし、これから主体となる事業モデルだと思う。

トークンエコノミーなんて、世間では色々と注目されているが、エコノミーとかエコシステム、そういうエコ××の世界という流れを世界が強く感じていることは事実だ。

中間業者の徹底排除、これが時代の先にあることは確かである。

直接取引を可能にするもの、それが新しい広域サービスとして立ち上がってくる。

素晴らしいサービスを提供する母体ができれば、それ自体が絶対的価値の中心になることも事実である。

この新しい時代には、今までのような富豪の絶対的価値に並ぶ、新しいサービスの絶対的価値が出てくる。

そして、それら新旧が互いに融合する複雑な世界になるのだろう。

そういう時代における意味ある資産とは何か、それを真面目に追求したい。

具体的にはまだ詳しいことは言えないが、中途半端に考えていない。

サービスの供給先と消費側だけで完結できる究極の効率的な世界が、デジタル化の進む先にあることは確かである。

そして、このサービスをリリースしていく段階で小口化と処理速度の双方がとも向上していく必要がある。

この小口化という面だが、経済自体までも小口化する凄い力をもっている。

正しくは経済のダウンサイジング化である。
国の役割や期待が企業レベルにまで落ちて、企業レベルのものが個人レベルにまで下がってくる。

そういう、サービスの大規模なダウンサイジングが行われる。

しかし、それはシステム面での話である。

これを実現するためにもう一つの重要なことがあるのだが、それは「信用力」である。

サービスのレベルがこのように1段階下がっても、信用力は下げられない、高い水準を維持する必要がある。

この部分が重要であり、世界的に話題となっているKYC(FATF的なもの)というのはここに紐づく。

KYCは反社チェックだけだと思ったら、大きな間違いである。

その考えはすでに古い。

世界には天才がいる。

もしくは、素晴らしデジタルアーティストと表現したほうが良いのかもしれない。

やはり世界を引っ張っているのは、賢い知識ヒトのような気がする。

デジタル化をさらに進め、完全な自動化を目指すにあたって、様々な課題に対応しているのが解る。

世界が本気で動いていること、目指していることを理解できているなら、今の事業化リスクはリスクではなく、それに対応していない方がリスクだったりする。

リスクというのは、受け取り方で違うのだが、その後に結果としてわかることでもある。