この手の技術が話題になる中で自動化というキーワードが出てくるが、それはブロックチェーンに関係するものとして機能拡張されて実装いるものであり、スマートコントラクトという別の概念である。

このあたりの組み合わせというか、作り方、もっというと設計思想というのも難しい。

特にバグが一番出やすい部分であり、修正が多く大変なエリアでもある。

マイナーなものは小回りが利くので良いのだが、バグが出てくる。

それと性能を考えるとスマートコントラクトでの対応ではなくて、もっとレイヤーの低いところで対応すべき機能も多い。

そういう部分考えていくとマイナーなものになってしまうのだ。

セキュア、小口化、処理速度、自動化、このあたりを総称して、金融の次の一手となるのだが、この手のものを総称するなら、分散化デジタル技術という表現なのかな?

ただ、運用までを考えると、その選択が正しいと言えないわけである。

金融、技術、運用と、このブログの最初のところで話題にしていたのは、この難しい課題を理解してほしいからだ。

そういう高難易度のシステムをコストをかけずに対応していくとなると、もう、少数精鋭でも実現を優先する、そういう世界が現実にある。

少しシステムを理解しているとか、今までのシステム知識があるとか、そういう人が大人数集まっても、形に出来ない世界である。

日本の企業で、このあたりまでを対処出来るところは、まだ少ないだろうなぁ。

システムデザインなのかビジネスデザインなのか、どっちとかの話ではない、両方のシステムビジネスデザインの才能というかセンスが必要となる。

専門家となると、システムがコアか、ビジネス(業務)がコアか、基本的にどちらかに分かれるのだが、その両方のファクターを深いレベルで処理することが必要とされる。

そういうものが本当の意味でのフィンテックであり、多くのヒトたちに認識していただいきたいものだ。

そうだとしたら、フィンテックに期待していることは、とても難易度が高いことであり、それを実現するには、先行する相当なコストを覚悟して対応しなければならないことも、普通に理解してほしい。

そして、それができるから、キャッシュレスが実現できるのだと思う。

不特定多数の広域に対し、高いセキュア、小口化、高速処理かつ完全自動化の無停止を実現するわけだ。

非常に大変だが、トライする価値が十分にある内容であることは解っていただけると思う。

さらに、デジタルアセットとは、どういうものを意味するのか、このあたりはまだ内緒にしたい。

何故なら、ここの処理がキモだからだ。

分かりやすい例をあげると、ブロックチェーンは金融でも色々と応用されて使われると思う。

使われやすい特性のものは、自動車で例えると乗用車みたいなものである。

今回、当方で使いたいのはレーシングカーみたいなものになる。