不思議なもので、神もヒトのように進化するのだねぇ。

神も完璧でないなら、進化して当然なのだ。

資本主義の定義は、「営利目的の個人的所有者によって商業や産業が制御されること」らしい。

つまり、これが「儲ける」ことを意味しているし、その事は説明した。

資本主義と金融が同じ認識になっているのが問題なのだが、それが事実だ。

つまり簡単にいうと、本来の金融(お金というものが本来もつべき役割)の一番大切な要素がどこかに行ってしまったわけだ。

すでに、先進国の殆どが完全なる資本主義になってしまったわけだ。

それが問題になってきて、どうやら変わろうとしている。

当然ながら既存の抵抗勢力が出てきているのだが・・・。

その失われた本来の金融の機能、つまり、失われた金融の力を今の時代の考えをもって取り戻そうとしているのが、フィンテックの一分野である。

どのようにして・・・。

それを自分達は準備している。

日本は民主主義だが、金融に関しては民主主義ではなく完全な資本主義になっている。

正しくは、バブル崩壊後にそうなった。

そうなったのは金融ビッグバンというのがきっかけだと思っている。

蟻が象を倒すことは常識的には実現不可能であり、資本主義というのもこれと同じである。

それが流動性を持つもの、流動性を支配できるものであり、つまり金持ちであるほど金融界では強力であり、その神の心理は資本主義において絶対的な強さがある。

相場というのは、究極的に言うと、そういうヒト達の支配下にあるのだ。

・・・と、言いたいところだが、今は少し事情が違う。

象が絶滅寸前であり、おとなしくなった。

蟻は象を倒す必要が無いのだ。

蟻はどうするかだ。

実は答えがある。