金融というのは矛盾が無いように見えて、矛盾だらけである。

矛盾があるというのは厄介な話であり、何が正しいのかという根拠がはっきりしない事象が多いことを意味している。

また金融というのは信用力が全てだが、その信用に矛盾があるというのも変な話である。

だからそういう矛盾を整理するところから金融のシステム化というのは始めないと変なものが出来てしまうか、出来てから修正ばかりで辛いことになるか、そういう話になる。

たとえば、価格の妥当性を説明するにはどのような考えを整理するべきか。
しかし、その考え自体に矛盾があったりする。

なおかつ、インタートレードは会社規模が小さい。大手など資本の大きいところとフィンテックで勝負するなら、それなりの特殊なものを提案しないと認めていただけない。

それでは何が特殊なのかという話になるのだが、西本としては矛盾を整理することだと言いたい。

つまり、解りにくいことをしているということだ。

20年前に会社をつくり最初だけ社長だったが、その後は現場で色々なシステムをつくってきた。

30年以上になるが金融システムばかりを仕事としてきた。

最近社長に戻り、20年前と同じようなことをしている。

非難されるような無茶を承知で対応(カッコいい言い方をすると挑戦)しないと、ベンチャーは大手に勝てない。

大手なんて何社もあって、その中でインタートレードを選んでいただくにはそれなりの特殊な技術が必要になる。