結局のところ、リブラは銀行を無くすのではなく、リブラ自体が銀行法の制御の中で動いていく、そういう流れなのだろうか。

トークンエコノミーというのは、国とは違う経済圏を目指すものだと理解していたが、結局は国の支配になるのだろうか?

こういう綱引きは、どうなるのかわからないのだが、最近はドイツ銀行などが再び話題になっていた。

銀行も利益を確保できない状況で、スキャンダルが多くなっている。

銀行の信用が低下し、ブロックチェーンの信用が向上していくなら、どういう将来が待ち受けているのだろうかと考えてしまう。

少なくとも、プライベートチェーンでサービスを開始するのであれば、管理する企業が特定される。

ビットコインのような政府の管理を受けない独立したものではない。

企業がビジネスを行うのであれば、やはり国に従う必要がある。

その企業は法律に従うべきである。

法令順守のもと、新しい技術を進めていく、やはり、こうなるのだろうなと、最近は強く感じている。

それでも、ブロックチェーンなどを使ったサービスは拡大し、金融のビジネスモデルは大きく変わっていくことになると思う。

金融の規制の中で、トークンエコノミーは拡大していくのだろう。

これが、フィンテックの中核なのだろうと考える。