プロは素人が作った異常な相場を正常化することで収益化を狙うケースが多い。
結果的に空売り環境が無かったことで、価格の是正が不十分になっていた市場(異常なプレミアムを維持している等)をターゲットにして、空売り市場をつくり、そこで儲ける。
日本のバブル期の異常な価格について、外資は「信用取引→先物」という流れを圧力で整備させ、バブルの頂点を売りでマーケットを崩した。
素人相手の玄人戦法ってところだろうが、素人(この場合は、日本の機関投資家も含む)が外資の玄人相手に本気になったことが、素人にさらに大きなダメージを与えた結果になった。
やはり、当時から、金融というものは、そもそも安全なものではなくて、バブルまでは環境の不整備という運が良かっただけであり、投機という概念が強い事を日本人は理解していなかったことが敗因だと思う。
その日本のバブル崩壊と同様のことが、昨年末から年初の仮想通貨市場でも起こった。
対象はビットコイン。
それの連鎖でアルトコインの急落という流れだ。