ヒトの寿命は近い将来に100歳に到達するかもしれないと言われている。

だが、その年齢まで健康かどうかは別問題で、やはり長寿命化の流れで「老化」に起因する病気も増えてきたと思う。

この「老化」というのは、米国では「病気」と認識され始めた。

病気と言っているのだから、いずれは不老不死の時代が来るのかもしれないが、まだまだ先だろう。

その「老化」という病気を治すことが出来るのであれば、癌やら糖尿病やら、アルツハイマーなど、世の中の苦痛というか脅威を排除できるのではないかとなる。

その老化防止策というものは、人類が太古より探し続けている万病薬なのだろうが、まだ見つかっていない夢の話だ。

さて、金融をみれば、どうなのだろうか?

金融の歴史は人類の歴史から見ると、非常に短いものの、それでも数百年の歴史がある。

16世紀に欧州で立ち上がった金融も、今では成熟していると見ることができる。

どちらかといえば、金融も「老化」している状況に見える。