4月23日(金) ITTO ユーカリが丘 馬が1日に走れる距離 | ITTOユーカリが丘校のブログ  千葉県佐倉市 ずっと役に立つ学問のための塾

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古代から人間の移動や輸送の手段としても利用されてきた馬は、文明が新しい土地へと伝播していくとき、その旅路にはたくさんの馬たちがいました。もし人や荷物を乗せて長い距離を移動することができる馬がいなければ、わたしたちの歴史は今とは全く違うものになっていたでしょう。


実際のところ馬は一日でどのくらいの距離を進むことができるのでしょうか?

馬の走るペースを、常歩・速歩・駆歩・襲歩と、4つに分けて、どのくらいの距離を移動することが出来るのかをご紹介していきます。

 

 

常歩(なみあし)の場合~ 馬がトコトコゆっくりと歩いている

 

 

時速に換算するとおおよそ5~6kmほどで、休憩をはさみながら1日に約50~60km進みます。馬にとって比較的負担が少ないので、何日も継続して長い距離を移動することが出来ます。

 

 

速歩(はやあし)の場合~ 常歩の次に速いのが速歩(はやあし)。

 

 

馬にとってはジョギング程度の運動で、時速約13~15kmの速さが出ます。速歩を継続できるのはおおよそ1時間程度です。1日に数回このペースで走ったとして、距離にして30~45kmほど進むことができるでしょう。

 

 

駆歩(かけあし)の場合
 

 

この歩法で走ると時速は20~30kmほどで、速度がしっかり出てきます。速度が出るぶん馬にとっては身体的な負担が大きくなりますので、駆歩を出せるのは一度に30分が限度です。 1日だと最大30kmほど移動できます。

 

 

襲歩(しゅうほ)の場合~馬の出せる一番速い歩法

 

 

競馬などで馬が全力疾走しているのを想像していただくのが一番わかりやすいですね。サラブレッドなどの競走馬がひとたび襲歩をすると、なんと時速60~70kmと猛烈なスピードが出るそうです。ただこの速さで走ると馬は激しく体力を消耗してしまい、走り続けられるのは5分がやっと。その日1日はすっかり疲れ切ってしまうので、移動できる距離としては4~5kmと、4つの歩法のなかではいちばん短くなってしまいます。

 

 

いつもありがとうございます。

ITTO個別指導学院ユーカリが丘校 高橋