不定期でシリーズ化している国語徒然ですが、
また今日も書きながら考えてみたいと思います。
「国語は答えがいくつもある」
時々こんな言葉を耳にすることがあります。
でも、
これって本当でしょうか?
「自分の考えを書きなさい」といった問題や、
課題文を読んだうえで答える小論文などであれば
確かに当てはまります。
しかし、そうした問題は、
あってもせいぜい1割程度、
残り9割は答えが一つだと私は考えます。
たとえ解答に個性が出やすい、
「文章中の言葉を使って60字程度で答えなさい」
という問題であっても、です。
「個性が出る」、ということと「答えが複数ある」
ということは別物だと思います。
選択や抜き出しではない記述の問題であってもやはり答えは一つではないでしょうか。
その理由について考えてみます。
①ルールがある
たとえば物語文で、その本を読んだことがある場合、
「このときの登場人物の真意は〇〇だった」
ということはできます。
しかし、国語読解では、
掲載されている文章が範囲になります。
鬼ごっこで枠が決められるのと同じです。
そこから外に出て答えたら
ルール違反です。
②要約が求められている
「文章中の言葉を使って60字程度で答えなさい」
という設問の答えになる箇所は、
60字よりももっと長い文章であることがほとんどです。
一段落丸々、答えであることが多いのではないでしょうか。
こうした設問で求められていることは、
「その段落をまとめる」ということなのです。
すると解答を作る際に必要になることは、
1)その段落のテーマが何かを考える
2)段落の中心文を探す
3)中心文を要約する
という手順になるかと思います。
他の出題形式であれば、
予め要約されているものを選択肢のなかから選んだり、
中心文の一か所を見つけて抜き出したり、
長い場合には「はじめと終わりの5字」の
抜き出しであったりしますが、
記述では要約が求められているということです。
要約なので個性は出ますが、
肝心なことは、中心文をもとに
「何が(誰が)、どうした(何だ、どんなだ)」という
主語と述語をぶれずに文を組み立てるということです。
指定字数が多ければ、どの修飾語を削って、
どれを残すかで多少の幅はできますが、
やはり「何が(誰が)、どうした(何だ、どんなだ)」はぶれずに存在します。
個性は出るけど、答えが一つというのは、
「要約の仕方は自由だけど、主語と述語は変わらない」
ということです。
要約というと難しく感じてしまう子が多いのですが、
ざっくり言ってしまうと、
上記の解答作成手順の3つ目を分解し、
1)中心文の主語と述語を見つける
2)必要な修飾語を残す
3)指示語が混ざっていたら、きちんと元の言葉に直す
この三つほどができれば完成するのではないでしょうか。
富士山はどこから登っても最後は3776m地点に行けます。
5合目まで車で行こうが、途中で寄り道しようが、
山頂まで行けば「富士山に登った」と堂々と言えます。
「主語と述語」というゴールをまず見つけて
解答を作成する手順は、国語の点数以上に大事な
思考力につながると感じています。

色々な塾長さんの教育観、情報がご覧になれます↓↓

にほんブログ村
無料体験授業、資料請求、お問い合わせは
↓こちら↓からもどうぞ!
【公式HP】ITTO個別指導学院
↓こちら↓から資料請求・お問い合わせいただき
入塾されると、ギフトカード3,000円進呈!(3月29日まで)
【塾ナビ】ITTO個別指導学院 越中島校
校舎に直接お問い合わせいただく際は↓こちらから↓
ITTO個別指導学院 江東越中島校
〒135-0045
東京都江東区古石場1-10-6
☎ 03-5245-6811
✉ 632ecchujima@ksj.biglobe.ne.jp
教室長 和田