中学受験とは少し離れますが、子供の教育全般で、アスペルガーの子供への社会性の教え方の話です。
今朝の事ですが、高校の補習があるらしくいつもより少し早いバスに乗らないと行けない次女さん
「間に合わないからバス停まで送って」と。その後、バス停で降ろしたら電話があって「財布と定期忘れた」と。
こちらも仕事に行く所で忙しいので直接言いませんでしたが、普通の高校生なら「ごめんけど、」とかの前置きをする年齢でしょうが、そう言う所が自然に体得出来ないのがアスペルガーさんの特徴。
ここで、表題の社会性の教え方などについて。
まず、最近思っている事として「相手の気持ちがわかる、ちゃんと感謝の気持ちや謝罪の気持ちが言える、という事を期待しない」という事がスタート地点になります。
それができるならあまりアスペルガーではありません。反抗期などで捻くれているだけです。
そうしてアスペルガーさんにはどの様に社会性を教えるか。単純なルールとして、プログラミングの様に教えるのです。
例を挙げると、アスペちゃんの方からお友達に遊ぼう、と誘うと「その日はちょっと習い事があって忙しいから、、」と断られた。
そこで他の日なら?というと「その日もちょっと予定が、、」との返事。定型発達なら「あ、このパターンはこの子は私と遊びたくないんだな」と分かるでしょう。しかし、アスペちゃんなら「遊びたくない」と言われていないので、「じゃあこの日ならどう?この日なら?」と更に嫌がられるまで追求を続けます。
そこで、アスペちゃんに「お友達が嫌がっている時はそれ以上しつこく誘わないようにしようね」と言ってもダメです。
まず、「お友達が嫌がっている」が分からない、「しつこく」というのがどこまでがしつこくなのかが曖昧です。
アスペちゃんへのプログラミングはこちら「理由はなんであれ2回断られたら誘うのをやめようね」です。
うちも謝罪と感謝の言葉をプログラミングし直さないといけないな〜と感じた今朝でした。
実際、医者でちょくちょくいる高機能アスペルガーさんには慇懃無礼という言葉がぴったりくる様な過剰に丁寧な対応の人がいますが、それも頑張って社会性を補おうと努力した結果な訳です。ただ、いずれにしても対人コミュニケーションの本質が理解できないのは仕方がない所。過剰になりすぎても本人が疲れるでしょうし、そこの調整が難しいんですよね。私もまだまだどれが正解、というのはありませんが、日々工夫している所です。