たまには中学受験以外の話も。
専門分野ですが、アルツハイマーについて今までの薬とは違ってもう少し早い段階で脳に溜まって悪さをするゴミのようなもの=アミロイドプラークを除去する薬というものが11月になって2剤目が承認されています。
エーザイ社のレケンビとリリー社のケサンラ
大体どちらも18ヶ月使えばざっと半年認知症の進行が遅くなる、という薬です。
はっきり言って、私はこの薬についてはかなり懐疑的に思っています。
現時点では通院を月2回せねばならず、その手間を考えたら半年遅れるのは果たして割にあうんでしょうか?
だって、通院と待ち時間(今は大体大学病院でしかしていないことが多い)を考えたら少なくとも半日〜1日仕事になるわけですよ。
もし、1日仕事だと、18ヶ月×月2回は医療の為に時間を取られる訳で、それも含めて半年の効果って、、、ってなりますよね。
おまけに1/4の確率で軽症も含めたらAREAという脳の浮腫か微小出血の副作用も起こります。
そして薬価が高い!!大体検査など含めたら年間で300万はかかります。適応になるかを調べるアミロイドPETなどは自己負担ですが、その後の薬剤費用は保険診療になるので高額医療費でほとんどは健康保険機構が負担する(つまり保険加入者全員の負担)という事になります。
私はこのタイプの薬は完全に自己負担か、アメリカの様に加入している保険のレベルなどで使える様にするか、しかないと思います。
これに医療費使ってたらそりゃ手取りなんて増えませんよ。
軽度認知障害(認知症の前段階)の人を医療に割く時間も考えたらいいところ3ヶ月程度伸ばす薬に300万使う位なら、絶対に30人の未就学児の塾や体験などの支援に10万ずつ配った方が良いと思いますが、皆さんどうなんでしょう?
2024.12.11 修正しました。レケンビの投与を月2回を週2回と勘違いして記載していました。誤った情報ですみません。
