前回に引き続いて、死生観の特集の話。
 
 特集で印象に残った話
 『死に面した時に人は自分の存在の永遠感を求める、その一つは先祖や子孫とのつながりであり、ある女性患者は死の床で、自分の祖父は西南戦争の時に立派に死んでいったという話を担当医にして死んでいった。』

 『小さい子供が買ってきたアサリが塩を吹くのを見て台所で遊んでいた。そしてそのアサリが夕食に味噌汁となって出てきて、食事の際に母親が人間は命を頂いて生きている事、それに対する(仏教的な考えでの)ごちそうさまの意味を教える。これも人間の初期の段階で行われる立派なデス・エディケーションである』

 以前読んだアルフォンス・デーケンの本の一節『人はその人が生きた様に死んでいく。』

 ところで最近お気に入りのライオンキングのミュージカルの音楽。あの中の『サークル・オブ・ライフ』『お前の中に生きている』の2つには一つの死生観が現れていると思う。
 
 死生観とは全く関係の無い話だが、ライオンキングをまた見に行きたいが、福岡での上演は終わってしまったので、東京まで見に行かないといけない。