京町家模型はお狭いところがお好き? | 矢田 裕一のブログ

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好きな京都のこと、模型のことを綴っていきたいと思います

デモ用のNゲージ京町家模型レイアウトがようやく完成しました

矢田 裕一のブログ-Nゲージ京町家模型レイアウト


完成したのはいいのですが、今一つ腑に落ちない事があり

レイアウトが小さいにも関わらずどうして家がこんなに建ってしまうのだろうかと...


まずは比較のため、Nゲージの一般的なサイズである900×600mmの作例写真をHPで見ますと

多くても家の軒数は10棟前後でありそんなには多くありません


それに対して今回の京町家のレイアウトの大きさは

480×340mmでその中に町家が12棟(現在は14棟)が密集して建っています


ややこしい計算は飛ばしますが単位面積当たりの家密度は

一般レイアウトと比較すると約4倍程度と京町家の方が高く

実物の世界と変わらない様な気がします


これは模型とは言え、京町家の特徴である「うなぎの寝床」をそのまま再現した為

隣家との隙間も小さくなり、その結果、猫の額サイズのレイアウトに

14棟も建ったのかも知れません 

(狭い所に入り込むのはある意味ネコと一緒かも... 京町家に住んでいる方ごめんなさい)


もし一般レイアウトサイズで京町家レイアウトを製作しようとすると約60棟前後の家が必要になり、

京町家家を製作するだけでも自滅しそうです


参考

実際の京町家の隣家との隙間は大体20cm前後で本当に隙間がありません

家の補修をしようものなら必ずお隣さんの許しが必要であり

場合によっては、その時にお隣さんの家の壁まで修理してしまう事もあるそうです