OSHOは言います。

自分の身体にもっと敏感になるように努めなさい。身体に見意を傾けなさい。---それは、さまざまなことを語り続けている。なのに、あなたは頭でっかちだから、まったく耳を傾けない。

■引用:OSHO 「こころでからだの声を聴く」市民出版社

 

 

OSHOに賛成です。

頭よりも体の方が嘘がないんですよね。

 

 

そして、体の声を無視し続けると、こうなる可能性もあります。

トラウマに出遭った時に、体の感覚を麻痺させることは自然の防衛反応です。危険なのは、トラウマを引き起こす状態が終わってからも、麻痺状態が続くことです。もし、意図的に体を感じないようにし続けていると、体の中の生きようという自然の力を麻痺させてしまうからです。
(中略)

自殺願望の高まりは、身体感覚の減少に直接影響すると同時に、その体の感覚の減少が今度は自殺願望を強める働きをしてしまうのです。

■引用:デイヴィッド・バーセリ「人生を変えるトラウマ解放エクササイズ」PHP研究所

 

 

足指セパレーター

 

 

話しはそれますが、少しトラウマの説明をしますね。

 

 

トラウマは大小あります。

戦争や自然災害という大きな出来事だけがトラウマになるわけではありません。

 

 

私が学んだインテグレイテッド心理学によると、トラウマの原因は以下の4つです。

 

・予期していないことが起こった

・感情、ショックの度合いが激しい、高い

・一人で対処しなければならなかった

・どう対処すべきかわからなかった

 

 

この4つが同時に起こった時、小さな出来事もトラウマになるということです。

しかも、1回の大きな出来事より、継続的に起こっていることの方が深刻なトラウマになりやすいんです。

 

 

東京スカイツリー

 

 

閑話休題。

 

 

本当に大事なんです。体の感覚。

 

 

もしかしたら、自殺願望のある人は体の感覚を感じなくなっているかもしれませんね。

 

 

なので、感じている人の場合は、それを抑え込まずに感じてあげればいいのですが、

体の感覚がない人の場合、その感覚を戻すために、

 

・日常的に自分の体に意識を向けて触ってあげる。

・自然の中に行って、感じることを味わう。

・きちんと体に意識を向けて動かす。

・体の内部に意識を集中して、微細な感覚を味わう。

 

などはいかがでしょうか。まずは簡単なことからということで。

 

 

サイキックの妹が、

土を触っている時に、無意識ではなく、手に触れている土の感触をきちんと感じてあげるといいと言っていました。

 

 

実はこれ、今に意識が向いていない父親に対するアドバイスでした(笑)

でも、どなたにも適用されると思います。

要するに、マインドフルネスですよね。

 

 

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自分の体にきちんと意識を向ける=今ここにいる=安心感の中にいられる=自殺願望が弱まる

ということになるのかな。

私が勝手につなげてみただけですけど、こういうことだと思います。

 

 

体の感覚が戻ったからと言って、自殺願望が全くなくなるとは言い切れません。

けど、希望は見える気がしませんか?

 

 

私も、体からアプローチするサービスを提供しています。

少しでもお手伝いできたら嬉しいです。

 

 

 

 


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