こんにちは。まゆちんです。
さて今日は神話をまゆちん風に解釈して書いてみようと思います。
本日は大寒。そして太陽が山羊座から水瓶座へ向かいます。
風の時代にもう一つスイッチを入った感じです。
そして牡牛座では、火星と天王星がパシッと重なります。
火星は突き進む衝動。
天王星は「離」「自立」「変革」
さらにその火星と天王星ペアに木星がほぼ90度です。
風の時代の拡大の流れを作る木星と葛藤してます。
というわけで、火星によってスイッチが入ろうとしている天王星(変革)と木星(拡大)の葛藤について「どうすりゃいいの?」を神話にヒントを得て考えてみたいと思います。
まゆちん風にシンプル化したり、脚色してますんで、で正式な神話解釈はウィキとかで見てね。
まず天王星の神話について。
(2つの説があります。)
天王星には、ギリシャ神話のウラノスの名前がそのまま付けられています。
ウラノスは、たくさんの子供を儲けますが、その子供達に王座を奪われる恐れから冥界に閉じ込めちゃうんですね。
ですが、反逆したのが子供の一人であるクロノス(土星)。
ウラノスは息子であるクロノスになんと男根を切り取られ、王座を奪われます。
という、
この天王星=ウラノス説。これが一般に知られています。
ですが、天王星は「改革」を表す星。
だとすれば、このウラノスは相応しくないとして、反論した人もいます。
人類に火をもたらしたプロメテウスこそ天王星に相応しいという説です。
プロメテウスは、人間をあわれみ「火」をもたらした神様です。
「こいつら人間に火🔥を与えても大丈夫ちゃうかな。」
と、どこか信じてくれていた神様なのかもしれません。
そして登場、木星の神様ゼウス。
ですが、これに激怒したのがゼウス(木星)です。
「火を与えるなど、人間には百万年早いわっ!」と怒ったゼウスは、プロメテウスに罰を与えます。
山の山頂に張り付けにされ、鷲に肝臓を食べられるという罰を。
天王星は新しい価値観、技術革新なども象徴しますので「プロメテウスこそ天王星を司る神としてふさわしい」とする説なんです。
さて、神話と天体を結びつける営みは、私達の集合無意識を反映していると考えてもいいと思うわけです。
とすれば、天王星に2つの説があるということ自体が大事な気がします。
どっちも大事ね。
もう一度、ここまで登場した3人の神様を整理してみますね。
天王星を象徴:
ウラノス(権威を奪われるのが怖くて子供閉じ込める。そして息子に反撃にあい、大事なものを切り取られる。)
天王星を象徴(別説):
プロメテウス(人類に火を与えてゼウスの怒りをかう)
そして、今まさにこの3名の神は関連しあっています。(てか火花散らしている)
火星と天王星の重なりに、ゼウスが司る木星がスクエア(90度)という葛藤の角度をとっているからです。
火星と天王星が0度になる瞬間のチャートです。
1月21日朝05:20
さて、話をもとに戻し、この三名の神様たち。
個性は違いますが、ストーリーに共通点があるように思います。
この子供を冥界に閉じ込めたウラノス(天王星1)と、
人類に火をもたらしたプロメテウス(天王星2)
神話に多いパターンでもありますが、「何者かに自分を超えられてしまう。」という恐れによって展開していくお話だということです。
ウラヌスは、子供を恐れました。(で、その結果、子供にしてやられる。)
一方、プロメテウスの物語ではどうでしょう。
プロメテウスが何かを恐れていたか?というと、そうではなく、恐れていたのはゼウスの方ってことです。ゼウスが人類を恐れていたともいえます。
人類に火を与えるとエライ事になってしまう!と。
ゼウスはゼウスで何者かに超えられることを恐れていたのかもしれませんね。
すると見えてくるのは、敵は子供でもなければ、人類でもないってこと。
だって、元々、子供も人類もなにも彼らを怯えさせるようなことはしていないのですから。
勝手に恐れて、勝手に敵にして、勝手に消し去ろうとした。
ってことは、
「自分の中に立ちはだかる”虚像”への恐れ」
・・ってことがテーマとして見えてきます。
そんな天王星に火星というエネルギーが重なります。火星は突き進むエネルギー。
なんか、もうそんな過去の連鎖は断ち切りましょう、ってなストーリーに見えます。
ちなみに、天王星(プロメテウス)に寄り添う火星のチャート。
プロメテウス的に見えるのは私だけでしょうか。
でも、ゼウス(木星)が「お前らには火は早いんじゃい。」と葛藤をしかけてきます。
さあ、どうするか人類。(大げさ)
この天空の神々劇場を見て、私が感じることはこうです。
「発展すると決めたらええのでは。」
木星は発展、天王星は進化を表します。
逆にNGなことは
・自分の権威にこだわって、何者かを恐れること。
・何かを委ねることを恐れること。
なのでしょう。
恐れが作り出す「虚像」に注意ですねえ。
「なんとかしようではないか。」
という本来のゼウスの大らかさと、
「前に進もうではないか。」
というプロメテウスの変革を信じる心。
そして「私を超えていけ!」
というウラノスがタッグを組むしかありません。
そこに多少のすり合わせは必要でしょうけど、
向かうのはそういったところなのです。
あなたはこれらの神話から何を感じますか。
以上、まゆちん神話劇場でした。
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