こんばんはー。昨日の続きです!
本当にやりたいことに手をつけた結果、自分の期待通りにいかなかったり、周囲の期待通りにいかなかったりすると「ああ、もう私には何をやってもダメだ。」って絶望するよねーーー
というお話でした。そして
でも、まあ、そんな心配せんでも大丈夫なんじゃないか?と書きかけたところで終わってましたね。いや、実は大丈夫じゃないかなと。
絶望って「この世の終わり」のようですが実は、呼吸と同じような自然のリズムの一つではないかということなんです。
でも、それを忘れるので絶望しちゃう。多分、今までの絶望を振り返ってみると絶望しちゃうからこそ「先に行こう!」としているあなたがいるんじゃないかなと。
そう。絶望と希望はセット。
では「希望」ってなんでしょうね。
希望は何もないところからは生まれなくて「絶望」の後に生まれるものだと思っています。
私たちは 絶望ー希望 という呼吸をしているのです。
プチ絶望って悪くないのかもしれません。
タロットの大アルカナのカードも全てのものが崩れ落ちた後(塔)は、希望の星が出るのであります。
16「タワー」の後は、17「星」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190312/23/itsumi6/7e/ae/j/o4032302414370972302.jpg?caw=800)
そして、みなさんギリシャ神話に出てくる「パンドラの箱」のエピソードをご存知でしょうか?
このときに作られた女性がパンドラ(パンドーラ)です。美しさ、能力、好奇心を神々の王ゼウスから授けられたパンドラという女性。その女性に、絶対に開けてはならないという箱を持たせ、災いをもたらす目的で人間界に送ったのですが・・・
まあ、好奇心と「開けちゃけいけない箱」を抱き合わせで人間界に送るなんて・・・なんとゼウスは意地悪なのか・・・と思いますが、まあ、当然開けちゃうわけですよね、その箱を。
すると、その箱のなからは、災と呼ばれるもの(病気、心配、怒り、嫉妬、悲しみ、その他)が溢れ出しちゃいました。すべての災いは人間界に垂れ流し状態になっちゃいます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190312/23/itsumi6/9b/bc/j/o0640048014370967077.jpg?caw=800)
慌てて蓋を閉めましたが、箱の底には「希望」だけが残っていました。
つまり、絶望が出尽くしたあとは「希望」がぽこっと生まれるんですかねえ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190218/20/itsumi6/ad/5c/j/o1920144014358468623.jpg?caw=800)
まあ、これでめでたしめでたしちゃんちゃん、といいたいところですが、この神話には少し謎が残されています。
この箱の一番下から出てきた「希望」ですが、「予兆」という説もあるのです。
予兆ってのは、まあ予知能力でもありますので、この予知能力があると悪いことがみえちゃうとそれが決定なので、希望もへったくれもありません。
パンドラの箱から絶望が出尽くした後、残るものの説がこうも極端に2つに分かれるということ自体が象徴的だなあと思うわけです。
絶望の後には希望が生まれるのか?
はたまた絶望は絶望でしかないのか。
おそらく、ゼウスは、私たち人間の意志にゆだねたのではないかなと思います。
絶望ー絶望ーまた絶望 もありだし
絶望ー希望ー現実化 もありだし、
ってことなのでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190313/00/itsumi6/f8/4b/j/o4032169114370981604.jpg?caw=800)
後者を選んだ場合、絶望というショックは悪魔というとらわれの身へと逆戻りします。そして無限ループしちゃったりして。。。
しかし、希望を見出した後は「太陽」という現実化が待っているのかもしれませんね。
いやあ、神様ってスパルタね。
というわけで、
やりたいことは、生きているうちにやってしまった方がええんでないか?ということでもありますし、そこに至るまでは絶望しても大丈夫ってわけです。そのあとが大事ですね。
ね。
お読みいただきましてありがとうございました!
まゆちん