満月リーディング《2017年7/9山羊座の満月》開かずの間が開くときかもね。

さて明日は満月ですねー。という訳で、満月読み記事でーす。
明日の午後１３時過ぎ山羊座で起こります！

そうそう。満月、新月は様々な記事があちこちであげられますが、基本、満月は新月といつもセットです。

新月で仕掛けたことの結果、もしくはエネルギーの放出が満月に行われるわけです。

前回の新月リーディングでは、「リラックスした面持ちで腹をくくろう」的な

お話をさせていただいたと思いますが、今回の満月ではその「腹をくくった末」のひとまずの結果を手にすると考えます。

新月から蓄積されてきたことのエネルギー放出の時でもあります。

新月と満月がセットってのは呼吸に例えるとわかりやすいです。そう宇宙の呼吸。

呼吸で言うと「すってーーーはいてーーー」という１セット。

すってーー！が新月
はいてーーー！が満月

どちらも区切りであることには変わりがありませんが、新月は、何かしら意図して仕掛けていくことが大事ですし、満月はその結果を受け止めていくこと、もしくは、うまく放出していくことが大事だと思っています。

つまり、新月から積み重なってきた何かしらのことを受け止めていく時とも言えます。

では、今回はどのように受け止め、放出していけば良いか、見ていきましょう。

満月のときは、新月から吸ってきた「息を吐くとき」なので、このとき新しく何かに気をつけるというよりは、抵抗せずに受け止め、放出していくだけなんですね。

受け止め、流すときなのです。

自分の心の向きあって素直であればいいって感じです。

しかしですねえ。。。今回の満月は私の印象では、無防備に「心に起こることに素直になればいいよ」とだけは、言えないのです。もう少し良い活用法がありそうなのです。

なぜならば、月と冥王星が重なっているからです。

月は私たちにとって、一番身近な天体です。

いわゆる私たちの素の気持ちを表してくれています。

呼吸をオートマチックに制御してくれるところでもあります。

その日常的な事を表す「月」が極限のエネルギーを司る冥王星とガッつり手をくんじゃっているんですよね。

なんだか月が「およよよ。。。。」と後ずさりするというか、麻痺しそうな感じがするのですよ。

吸った息の量を忘れて、多めに吐こうと思って「あれれれれ」となってしまう感じがします。

もしくはきちんと吸った分を吐き出さずに、次の息が吸いにくい、といった様相なのです。

冥王星はいつも見なくてもいい私たちの部分です。

建物で言えば「開かずの間」のような感じでしょうか。その中は異次元の世界かもしれないわけです。

また、月は私たちの０歳から７歳までに培われる部分でもあります。

大人の私たちの中にある「子どもの中の私」といってもいいでしょう。

「素」の自分だし、潜在意識といってもいい。つまり日常の部分。

その月が冥王星と0度（ぴったり重なっている）なのです。

冥王星というのは月とは違い、私たちからは遠いところにある天体。

あまりにも極限のエネルギーを持っている天体のため、遠きにあって私たちにはちょうどいいわけなのですが、その冥王星が私たちの「心」である月とごっちんこしているわけです。

なんか日常的なものを非日常が覆いそうな感じですよね。

どう例えようか・・・・

例えば、鈴虫の鳴き声を、ゴジラの鳴き声でかき消している状態とも言おうか・・・

それとも、ホタルの光を、爆弾の発火でかき消すというか、

なんだかそんな感じなのですよ。

小さな子供に、「天国と地獄どっちがいい？」って聞いているようなものかと。。。

せめて「アイスクリームとカレーライスどっちがいい？」ぐらいだと子供も答えようがあるのでしょうけど・・・笑。そこをすっとばして、「光と闇とどっちがいい？」なんて聞かれているのと同じです。

子供はその問いに圧倒されたままポカーーーンってなりますよね。

いわゆる心が麻痺しちゃう状態というのは、そういったことです。

つまり冥王星と月が重なっているということは、私たちの心がかき消されている状態とも言えます。

しかし、これは必ずしも悪いことでもないわけです。

今まで大胆になれなかったけど、思い切った流れが作れる時でもあるのです。細かいこといちいち感じていては、思い切った変化って起こせないですしね。

しかし、心の繊細な部分を見失ってしまうこともありますよ、って感じです。

ですので、前回からの新月の流れで考えると、先月の２４日から決めて積み重ねてきたことの結果を受け取るということには変わりないのです。

ただし！いつもよりその結果や成果を丁寧に丁寧にみていくといいのではないか？と思います。慎重に・・・というよりは丁寧に、といった感じです。

その前振りとして先日この記事を書きました。

《冥王星考察》リセット癖（別名：ちゃぶ台返し）したくなる時に心に起こっていること。

先月の新月で「もうこの人間関係は手放したほうがいいかもしれない」と腹をくくったのであれば、手放す方向へ話は進んできたと思います。

そして通常の満月であれば、その手放しがようやくスッキリと成立する・・・という感じになりますが、今回はストレートに手放しまでの道筋が一本しかれている、というのとは少し違う気がします。

スッキリと成立するというよりは、ダメな人間関係であれば徹底的に「やっぱりだめだった」と強く感じるでしょうし、「まだ改善の余地あり」であれば、「その人との間における新しい課題」が急に見え始める・・・という感じになるのではないかと思います。

ナチュラルに無理のない手放しが起こるというよりは、今後の成り行きを二極化するように、極端に現れるという感じなのです。だからこそ自分の本音としっかりつながっておく必要があるかな？と思うのです。

もう少しシンプルなところでは、先月の新月から、自分なりの意見を温めてきた人は、この満月に強烈な賛成と、強力な反対両方を経験する、てなことなんです。

でも、自分の意見をしっかりとがっつりと温めてきた人にとっては、これはどうってことないと思うのですよね。でも、腹をくくり損ねた方は、この強烈な賛成と、強力な反対に翻弄されることになる、ともいえます。

まあ、それはそれで必要な課題として取り組んでいくといいいと思います。

より自分というものが「明確に」なるのですから！

うまくいくと、「よしこれでいこう！」と強く強く背中を押してくれるエネルギーを感じる方もいるのではないかと思います。

そんな満月。

あなたはどんな自分になりたいですか？

何を一番大事にしたいですか？

一番、守りたい大切な物は何ですか？

と問うてみるといいと思います。

お読みくださりありがとうございましたっ！

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