・・先日何気なく目に留まった
「先輩は綺麗な人だった」の話⇩
全く同じ体験をしたことがあるので、
物凄くゾッとしてしまいました・・・。
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大学三年生の時に出会ったK。
彼は私より一学年年下の子であり、
同じゼミに所属をしていました。
彼は、心に確固たる世界を築いており、
それ故、対人トラブルが多かった為
私は先輩としてフォローをしていました。
気持ちの上での一線を超えないように
気を付けていたつもりでしたが・・・
私の線引きと彼の線引きは違っており、
彼は私を「女神化」し始めたのです。
※私は平凡を体現した女です、はい。
それと同時にKは自分に対しても
補正をかけていたんですよね( ゚Д゚)
※この部分、上記漫画と全く同じ
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次第にKからの連絡(当時はメール)や
個人的なお誘いが増えてきたのですが、
彼の目の光を怖く感じるようになった私は
大学卒業を機にフェイドアウトをしました。
しかし卒業してからも時間が合えば
教授の手伝いをすることも多かった為
図らずともKとは顔を合わせていました。
メールでは随分攻めた発言をするK。
しかし対面している時はそこまで
ぐいぐいくる感じてもなかったので、
私は少しだけ油断していたんです・・。
ある日、私は教授の手伝いを終えた後、
オールでの飲み会に参加をしました。
友達と別れて始発を待っている時、
突然Kが私の前に現れたのです・・・。
その駅はいつも利用しない駅で
飲み会はゼミとは無関係なのに。
どうしてこのタイミングでKが
私の前に現れたのか理解できず
どうして?
と聞く私にKは言いました。
先輩、全く気付かないんだもんな。
この発言の真意は分かりませんが
GPSか尾行のどちらかをしていたと
考えるのが自然なんだろうなぁ・・。
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・・恐怖がピークに達した私は
Kに直接聞いてしまったのです。
あなたはどうして私に拘るの?
するとKは真顔でこう言いました。
まず先輩の名前が特別なんです。
※私の名前は個人特定されない平凡な名前
自己紹介で先輩が名乗ってくれた時、
もう本当に僕は衝撃でしたから・・。
※小説等にも出てこない名前だと思う
今思えばそこからですね。
また、〇月〇日にゼミが終了した後、
何気に僕が今日誕生日だって言ったら、
先輩が自販機でジュースを買ってきて
今日がいい日になりますように
って言ってくれて、この時にはもう、
先輩は僕の中で女神になったんです。
この後もKは早口で色々言いましたが、
彼の私に対する気持ちは恋愛ではなく
偶像崇拝に近いように感じました(私は)。
なんだろう・・・
彼の中で勝手に「俺の理想の人」に
仕立て上げられている感が物凄かった。
でも同時に、下手な対応をすることで
命の危険を感じてしまった私は、
以降教授のお手伝いをお断りしました。
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社会人になってからの出来事ですが、
知り合いの知り合いから告白をされ
どうして私なのか
と聞いたところKと似たような事を
言い始めた為、戦慄してしまいました。
何度も書きますが私はごく標準的な
顔・身長・スタイルの持ち主です。
突出して細いとか足が長いとか
そういう事情は一切ないんです・・。
だからこそ私の何が琴線に触れたのか
理解できないししたいとも思いません。
こういう出来事があってから、私は、
自分に好意を寄せる人が怖くなり、
恋愛エネルギーが少なくなったのです。
主人は私のことを好きだったとか
そういう理由で選んだのではなくて
一緒に仕事をしていて信頼できる
と思ったからこそ交際0日での
プロポーズになったんですよね。
私のことを盲目的に好きな人のことは
到底信用できないし信じたくないから。
・・以上が私のトラウマのお話でした。
なんの肥しにもならない話ですみません。