「追試の流儀」について息子に語る・・ | いつこの時時勤払拭

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心を曇らす塵やほこりを
日記という形で
払ったり拭いたりしています。

そうすることで
自分の心を平常心に戻し
落ち着いて生活できたらいいな。

今年の4月に先生から聞いたお話。

 

小学三年生は小学生課程6年の中で

一番ケガが多い学年であることに加え

 

一番覚える漢字が多い学年

 

なんだそうです( ゚Д゚)

 

だから一つ一つの漢字をしっかり覚え、

間違えた漢字も正しく覚え直すことが

物凄く重要になるんだそうです・・アセアセ

 

これと同じ話を児童クラブの職員さん

(元教員)からも聞いていたので、

戦々恐々としながら過ごしていました。

 

そんなこんなで迎えた50問テスト。

 

今まで漢字50問テストで95点以下を

取ったことがない息子の点数は・・・

 

84点

 

でした( ゚Д゚)

 

・・確かに出題形式は以前のように

熟語を書く形式ではなかったんです。

 

普通に考えれば分かることですが、

応用に慣れていない息子は焦って

テンパってしまったんだろうなぁ・・。

 

更にこの形式に惑わされた結果なのか

答案用紙は3つほど空欄状態でした魂

 

テスト用紙を一通り観察し終えた私は

息子に当時の状況を確認したところ

 

家で勉強したのとは別の形式で

そしたらなんか頭がパニックになって

気持ちを立て直すのに時間がかかった。

 

そこから頑張って書いたんだけれど、

焦ったり緊張して、書けていた漢字が

思い出せなくなってしまったんだあせる

 

と教えてもらえました・・・。

 

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市内でも隣の学区は違うようですが

息子の学校には「追試制度」があります。

 

例えば漢字50問テストを行う場合、

90点未満は全員追試を受けるのです。

 

合格基準は90点以上であるものの

問題自体は同じ問題が出ることもあり

復習さえすれば「追試」で終わります。

 

しかし追試にも合格しなかった場合、

合格するまで追々試、追々々試を

受け続けなくてはならないのです絶望

 

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ということで初の追試となった息子に

「追試の流儀」について語りました。

 

追試の流儀①

90点以上が合格であっても

同じ問題なのだから100点を狙う

 

追試の流儀②

追試で終われるように頑張る。

絶対に追々試となるべからず。

 

追試の流儀③

余裕を持って丁寧な字で書く。

読めないから減点なんて論外。

 

息子は90点以上でいいや・・という

微妙に弱腰な姿勢を見せていましたが

 

90点取ろうと思うと80点になるし

80点取ろうと思うと70点になるから、

100点目指すのが合格への近道だよ

 

と伝えた後、次の話をしました。

 

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お母さんは高校の時に数学が苦手で、

何度も追試を取っていたんだよね・・。

 

この時「追試に合格する為の勉強」を

していたせいで何度も不合格になって、

高校1年生を2回やるところだったの絶望

 

苦しい道を選びたくないのは分かる。

 

でも、100点取るつもりで勉強をすれば

当日ハプニングが起きても合格はできる。

 

この先100点を取るのも難しいテストが

あるかもしれないんだけれどさ・・・

 

その時は目標の点数+20点上を目指して

頑張ればなんとかなる、と思っている。

 

・・何ともならなかったらごめん笑

 

すると息子は笑いながら

 

説得力がめっちゃあるね爆  笑

 

と言っていました(苦笑)

 

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いつまでもこういう正攻法のままで

勉強をするわけではないのでしょうが。

 

小3の今は正攻法でいいと思うし、

その先は自分で学ぶ?ことだから・・。

 

そういえば柔道の先生も言ってたな。

 

勝つための試合の方法を教えれば、

簡単に勝利を手にすることはできる。

 

でも基礎を大事にするこの時期に

勝つための試合を教えてしまったら、

近い未来、勝てなくなってしまう。

 

その時に基礎を覚えようとしても

近道して勝った記憶に縋ってしまって

泥沼にはまってしまうんですよね・・。

 

あの時はふんふんと聞いていたけれど

どんなことでも基礎を攻略することが

一番大事なことなのかもしれないなぁ。