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この話は身体障碍に絡むお話です。
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A君は息子と同じ児童クラブに所属する
息子のことが大嫌いだという男の子です。
小学校で出会ったもののクラスは違い、
接点は児童クラブのみでした・・
そんなある日のこと(昨年夏頃)。
お迎えのタイミングが重なった際、
A君は自分の親と私たちに聞こえるように
今年も息子とクラスが離れてよかった
と言い放ったんですよね( ゚Д゚)
私と息子が驚いたのはもちろん、
相手の親も鳩マメ状態の顔になり、
すぐにその場から立ち去ったのです・・。
まぁ確かに気まずいよね、と思いつつ
息子の顔を見るとこれまた渋い顔(苦笑)
何かあったのかな、と思い話を聞くと
次のような話をしてくれたのです。
A君は●●(身体的特徴)があるから
外で遊ぶことはできないみたいなんだ。
でも時々外に出てきてこっちを見るから
A君が参加できることを提案するんだけど
俺の言うことは全部無視してくるから、
多分俺のこと、嫌いなんだと思うよ。
好きとか嫌いって感情は難しいし、
自分の努力だけじゃなんともなぁ・・・
なんて話を息子としながら帰路につき、
以降A君の話題を耳にすることはなく、
2年生は終了したのです・・・。
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しかし今年、A君と同じクラスになり、
息子は憂うつそうな顔をしていました。
そしてつい先日行われた席替えで、
息子はA君と前後の席になったらしく
席も前だし班も一緒だから
もうすごい気持ちがへこむわ・・
とぼやいていました。
更に息子はA君から
俺は息子みたいなやつが
一番ムカつくし嫌いなんだよ!
お前と同じクラスでマジ最悪
と言われたんだと言っていました。
※真偽は不明です・・
担任の先生に話しをしようかなぁ・・
なんてことも迷っていたそうですが
A君の事を先生に相談したとしても
多分俺の味方はしてくれないと思う。
席が近くなったのは仕方ないけれど、
A君の事だけ考えると腹が立つから、
他のことを考えて過ごすようにしよう
という結論に至ったようです
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恐らく人生で初めて明確な悪意を向けられ、
息子はかなり戸惑っている・・と思います。
そのため「関りたくない」と思うことは
至極当然のこと・・なのかもしれません
相手の子が息子のことを嫌う理由は、
「運動ができる」というのは建前で、
本音は別のところにあるのかもなぁ・・
生理的に無理、とか
声が大きくてうるさくて無理、とかね。
大人になるとそういう事は分かるけれど、
子供はうまく言語化できませんから・・。
でも、どういう理由があるにせよ、
嫌いならわざわざ関わろうとせずに
距離を置けばいいと思うんだけどなぁ・・
敢えて宣言したことには、一体全体、
どういう意味が隠されているんだろう。
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・・とりあえず息子には
言葉での攻撃が酷くなったら、
担任の先生に話す方向で検討しよう
と伝えておきました。
息子は
A君と席が前後なのは仕方ないけれど、
隣りの席は〇ちゃん(同じ保育園出身)で
後ろは×君と△ちゃんだからなんとかなる!
と気持ちを切り替えていました。
他人の悪意との付き合い方、試練です。