福山のハンドメイド雑貨と野菜カフェの「LICOTTO」です

 

3.11

 

 

いろんな思いをかかえてこの日を迎え

この日を過ごす

みなさんはどのような思いで過ごされたのでしょう

 

何年か前に

「あした死ぬかもよ?」という本と出合いました

 

あした死ぬかもよ? あした死ぬかもよ?
1,296円
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その中には

岩手で被災した方の言葉も

家も仕事もなくしたのに明るい

みんな笑っている

「悲しんで下を向いてたってはじまらない。

~中略~

ウソでも笑える人は前へ進める」

 

自分のことで悩めるなんて幸せなんだ

 

あしたがあるなんて単なる幻想で

あしたがくれば奇跡なんだ

だから自分に素直になってやりたいことをやってみよう

 

このカフェ「Cafe de LICO」を始めるときに

本当はやりたかったことがあります。

日々の営業やおじいちゃんの介護に追われてできなかったこと

 

 

長女は中一の二学期、

ベッドから起きだせず

不登校になりました。

体調がすぐれず生気のない顔

すぐに泣きだしてしまう。

いじめ?病気?いろんなことを考えて

主人の兄は難病ではやくになくなっているので

そのことも頭をかすめました

病院もたくさん行きました

原因がわからない

夕方は元気、でも朝になるとぐったり

「夜更かしさせてるから、朝起きられないんだ」

いろんな人から言われました。

私の育て方が悪かったのかと自分を責めて

娘ともしょっちゅう衝突

 

春になるとうそのように元気になり

中二は順調に学校に行っていました。

でも二学期やはり同じような症状に

やっと運命の先生と出会え

起立性調節障害と診断されました

 

よくなったり悪くなったりしながら

今は大学生

親元を離れ彼女なりのペースで生活をすすめています。

 

一番苦しかった時

同じ悩みを抱えている人、共感できる人がいなくて

母娘でトンネルの中でもがいているようでした。

 

昔よりスクールカウンセラーも設置されたり

フリースクールも増えて

不登校児をとりまく環境はよくなっては来ています。

でも子どもを支えるお母さんの思いをくみとってくれる場所、人は少ないなと感じます。

子どもの心に寄り添うお母さんもへとへとになります。

私の場合、娘の担任の先生が毎日毎日電話で長いときは1時間も話を聞いてくださっていました。

どんなにその電話に救われたか

 

病院やカウンセリングだと

そこまで大げさにしなくても…と思ってしまう。

また、予約がとりにくいことも…

こんなこと相談したらいけない?と躊躇してしう。

 

だからカフェに気軽にプラッとよって

ぶちっとこぼして

ほこっとできる場所があれば

 

身近な友だちだからこそ言えないことも

知らない人だから言えることだってある。

 

そんな集まれる日をうちのカフェでやりたい。

名付けて

ティールーム(T-room)

(Tは不登校の英語Truancyの略)

 

対象は

起立性調節障害の保護者、子どもさん

不登校の児童の保護者、子どもさん

学校の先生など

 

できれば一人でプラッと

その日の好きな時間にプラッとよって

普通にカフェでお茶するように普通に注文して

好きな時間に帰る

 

ちょっと違うのは

あつまった人たちと

抱えてる心の重しを吐き出していい日

 

カフェカウンセリングなんて大げさなものじゃないけど

少し荷物をおろせるお手伝いができたらうれしいです。

 

 

T-roomの日程が決まったらお知らせします

福山のハンドメイド雑貨と野菜カフェ「LICOTTO」

福山市新涯町1-7-24

084-975-4787