藤子・F・不二雄 生誕９０周年！！

な、なんと！！

今年は藤子・F・不二雄生誕９０周年だそうで、関連書籍や企画が盛りだくさんだそうです。

　これもその中の１つです。

　以前も似たような名前の雑誌が発売され、その時はグッズの紹介とかだったのでまたその流れのものなのかなぁと思って購入しましたら、ほぼほぼマンガでした

　映画やグッズ、イベントの紹介もあったのですが、ほぼほぼドラえもんのマンガでした。

　１つ嬉しいニュースがあったとすれば、表紙にもあります『T・Pぼん』の再アニメ化‼

　それに伴い、T・Pぼんのマンガも掲載。そして、新装版も発売されるそうです（画像は新装版ではありません）。

　T・Pぼんという作品の内容は、

その名前の通り、いろんな時代で不幸な死をとげた人たちを密かに救うタイム・パトロール隊の話なのですが、歴史は変えてはいけないので助けても問題のない人だけしか救ってはいけないというルールがあり、そこにおこる様々な人間模様を描いた作品です。実際の歴史上の事柄を元にしているので、歴史の勉強にもなりますよ。

　第２次藤子ブームの時にOVA化（セルビデオ）されましたが、それが今年、配信されるそうです！！

・・・ん？配信？？

ガーン！！！

　Netflix限定やん

　ま、まぁね、いつかは私の目に触れる時がくるでしょう。。。

　そして、そしてぇ～。

　次号予告が！！うっひょ～

　ドラえもん以外の作品掲載も期待してます。

　そしてもう１つ。

　こちらは小学館とは別ベクトルの記念本でして。

　行きつけの本屋で先に紹介した『ドラえもんライフ』を探している時に見付けたもの。

　藤子・F・不二雄作品に影響を受けたデザイナーさん達が、大人にオススメしたい１００作品を紹介しています。

　作品自体はどれも知っているもので新しいものではないのですが、ただそれが全て原画で紹介されているというのがミソで、画像を見てもらえると分かると思いますが、セリフを写植した様子が分かったりとか、修正液で修正してたりとか、展示会でとかしか見れないレベルのものが、１００作品ですよ！？

　あと、紹介されている作品の１つ１つにデザイナーさん達の、どこがどう面白い、という解説があるのもです。

　自分では気付かなかったけど、説明を聞くと面白さに気付くってことありません？？

　例えば、ドラえもんで『Yロウ』という秘密道具が出てくる話。

　自分の頼みを他人に叶えてほしいときに相手にYロウを渡すと、その頼みが実現するように便宜を図ってくれるという秘密道具なんですが、子供の頃は全く意味が分かっていなかったんですよね。

　大人になって、Yロウ＝賄賂のもじり、と分かった時は大爆笑でした。

　こんな感じで新しい気付きにもなるので、これは買いだ！と思って買いました。

　ドラえもんだけではなく、幅広く作品がとりあげられているのも嬉しかったですね。

　現在、藤子不二雄作品以上に人気のマンガもたくさんありますが、それらのマンガは、５０年後も人気のままでしょうか？そう考えると、藤子・F・不二雄作品の人気って、他の追随を許さない稀有な作品だと、私は思っています。

　連載終了後、しばらく経ってからのアニメ化や実写化などで新装版が発売される事はありますが、３度、４度と新装版が発売される漫画家さんって、そうそういないのではないでしょうか？しかも何作品もですよ！？

　というわけで、表紙の推移をいくつかご紹介していきたいと思います。

ウメ星デンカ

エスパー魔美

オバケのQ太郎

新オバケのQ太郎

キテレツ大百科

チンプイ

２１エモン

パーマン

　基本、１番目が初期版、２番目が第２次藤子ブーム時（私の年代ではこれがスタンダード）、最後が現在でも買えるものとなっています。

　エスパー魔美とチンプイは、元々はてんとう虫コミックスではないのですが、現在はてんコミに組み込まれているようですね。

　若気の至りで最新版以外は全部揃えていますが、大全集を揃えてからは収集は完結したものと思っていました。

・・・が、改めて並べてみるとちょっと欲しくなっちゃいますね。

　藤子・F・不二雄大全集は、現在電子版でも発売されていますので、ご興味のある方はコチラで確認ください。

　・・・ていうかさ、藤子不二雄A先生の大全集もそろそろ発売してもらえないのでしょうかね。

　作品の性質上、F先生以上に未収録作品が多いですから

　いくつかピックアップされた豪華本は発売されるようですが、そうじゃないのよ。完全収録してほしいのよ。

　とくに『フータくん』ね、雑誌掲載順で、最後まで読みたいんですぅ、小学館さん、よろしく頼みますよぉ。