いよいよ手術室へIN。
11年前の子宮筋腫の手術以来、人生2度目の手術。
指示されるがままに手術台に仰向けに寝る。手術台、ほっそ!
まずは麻酔の薬を硬膜外のカテーテルから大きい注射器みたいなので投入。
いつ感覚無くなるんだろ?ばれない程度に足の指を動かす。が、一向に変化なし。
最初はお試し?でちょっとだけ入れて痺れたりしんどくならないか
様子見る的な感じだったみたい。
異常なかったのでその後本格的に…。
いつ効いてくる?と思いながら足の指を動かし続けるも変化なし。
もしかして背中のアレの出血のせいで効かないのでは?!と不安になる。
はっきり覚えてるはココまで。
そこから先の記憶は朧気で、ぼんやりしながら言われるがままに仰向けからうつ伏せになって
ベッドが動いてジャックナイフ位ってやつですか?になる。
尻肉を左右に広げられる。
諸先輩方のブログで見てたやつや…と思いながら意識が遠のく。
次に気が付いた時は肛門辺りを引っ張られたり押されたりで
痛みは全く無いものの触られてる感覚。
先生たちの話し声が聞こえるも何を言ってるのかは聞き取れない。
うつ伏せの体制がしんどくて声に出して「あとどれくらいですか~?」って聞いてみよかな、
聞いても良いかな、でも普通は聞かんよな…、と考えてたら
手術室の看護師さんが外の看護師さんに「もうすぐ終わります」と電話で伝える声が聞こえ、
もうすぐ終わるっ!と思ったこの数分間だけ、術中は意識明瞭。多分3分ぐらい?
体を叩かれ「終わりましたよ!」と起こされる。でも半分寝てる寝ぼけてるような感じで、
うつ伏せからごろーんと寝返るように言われ(←手術台からベッドに移動?)
手術室の外へベッドで運ばれ、オムツを装着され、回復室のベッドへ移され。
半分寝ているような感じで朧げ〜な記憶。
そのまま寝ていると切り取ったおぢさんを持ってきた主治医に起こされ、
小さいのから順に3個見せてくれる。
大きかった、と何度も言っていたが眠いのが勝ってあまり覚えていない。
もっと意識がハッキリしてる時にちゃんとしっかり見たかった!
その後、夫が切り取ったおぢさんを見つつ手術の説明を聞いてくれた様です。
その夜は数時間おきに体温や血圧を計られお尻の出血具合を確認され
術後はオムツ+パッドを装着されてるけど自分では見れないので看護師さんの
「結構出血してる」という言葉に怯える。
夜中におしっこがしたくなるもトイレには行けないのでポータブルでするか導尿か。
導尿痛かったら嫌だと思ってポータブルを持ってきてもらいベッドの横で試みるも出ない。
尿意はめっちゃあるのに何も出ない。
あまり長く座ってたら出血するから、と言われ早々にベッドに戻らされる。
おしっこは出なかったけどしっかりボタボタと出血。結構な量の鮮血。
出なかったので結局、導尿してもらう。900㎖も出た!膀胱パンパンだった!
看護師さんが上手過ぎたのか、麻酔がまだ残っていたのか、全く痛みも不快感もなく。
最初から素直に導尿してもらえばよかった。
深夜1時ぐらいに完全に麻酔が切れたのか覚醒!
ここから朝までがシンドイ時間。
寝てやり過ごせたら良いのに、と思っていたけどそう甘くはなかった。
横向いたり上向いたり少しでも楽な姿勢を探すも、何してもお尻は痛い。
もう30分ぐらい経ったかなと思っても5分しか経ってない、というのを朝まで繰り返す。
隣から聞こえてくる寝息。眠れてるんだね。羨ましい。
朝方にやっと部屋へ戻れる。待ってましたっっ!!
一人ずつ順番に看護師さんに付き添われ部屋へ。皆、普通に歩いて帰っていく。
やっと私の番がきて、立ち上がったら片足だけ産まれたての子鹿なみのガクガクで歩けない。
車椅子に乗せてもらって帰る。
麻酔の影響が残ってるから、と言われる。なんで私だけ?
とりあえずトイレに行きたいけど危ないので、とポータブルトイレを用意されるも
どうしてもトイレでしたいと無理を言って支えてもらって行く。
オムツを確認。
出血多いと言われてたのでビビッてたけど思ったほどではなかった。
生理の多い日ほどでもない。
オムツを外して夜用ナプキンを装着。
しばらくしたら足の違和感もなくなり、お尻は痛いけど普通に歩けるようになる。