大切な友人の、お父様のご逝去の報にふれ、とても残念に思うとともに
ふと自分の父親が亡くなった時の事を思い出した。
父親は、尊敬できる大正生まれの頑固おやじだったが、親友のような存在でもあった。
明るいけど、極度の心配性でもあった。
そして若い頃役者をしていて、私の誕生とともに教師となったという経歴の持ち主。
息子のために安定した職業を選んでくれたのだろう。
亡くなる前の1週間以上、人工呼吸器に繋がれ、本人もとても辛かったと思う。
父親の死は、喪失感も大きく、本当に辛かった。
でもその時、一つの言葉に救われた。
『お父様は、苦しい身体から離れ、ようやく自由になれたんですよ』
『肉体は滅んでも、お父様の魂はいつもあなたのそばにいますよ』
人は何度も何度も生まれ変わり、その都度 魂の成長をしてゆくものらしい。
本当にそうなんだと思えた。
離れて暮らしていた父親が、むしろ今の方が、いつもそばにいる気がする。
遺品の整理などをしていたら、色々なことが見えてきた。
『その人のことは、亡くなってからのほうがよくわかる』
とは、よく言ったもんだと思う。
