個人的に面白かったメインカード3試合をリポートします
鬼神のラッシュで遂にローラーが新王者に
UFC世界ウェルター級タイトルマッチ 5分5R
○挑戦者 ロビー・ローラー(米国)
(判定:3-0/48-47、47-48、49-46)
×王者 ジョニー・ヘンドリックス(米国)
※挑戦者が王座獲得
因縁のリベンジバトルを制しウェルター級新王者に輝いたローラー
その大激闘の裏には、疑惑の判定が残る
しかし両者は悪くなくジャッジに責任があるのだ
最初と最後を取ったローラー、中盤を制したジョニヘン
1Rはローラーのラウンドだったと思う
開始早々強襲を仕掛けたローラー、ジョニヘンはクリンチなどで対応
テイクダウンは取られたが、ダメージを与えたのはローラーの方だろう
2R、3Rはのローラーは怪我でもしたのか?というぐらい動きがガクッと落ちた。
ジョニヘンにパンチとキックのコンビネーションを食らい、
テイクダウンを取られ続けた。確実にジョニヘンのラウンドだろう。
4Rはジョニヘンがアウトボクシングしつつテイクダウンを狙う展開
ジョニヘンは一度テイクダウンに成功している。
全体的にジョニヘンのラウンドだと思われたが、残り20秒切った辺りで
シングルのまま組み付いているジョニヘンにローラーはパウンドと肘の連打。
これは非常に印象が悪くジャッジはローラーを支持したのだろう。
そして最終ラウンド、互いにパンチを交錯させ、ジョニヘンシングル、場内ブーイング。
耐えてがぶりながら側頭部にパンチを落としていくローラー。
ジョニヘン執拗にテイクダウンを狙っているのか、動かない。
そして残り20秒を切りローラーが鬼神のラッシュでジョニヘンを追い詰めた。
パンチ、膝、ミドルどれをとってもKOできる威力だ。
最後のラッシュだけ見ると如何にもローラーが勝った様に見えるが、
これはPRIDEのジャッジではなく各ラウンドで採点するUFCだ。
個人的にジョニヘンが全体的に支配してた印象があった。
最後にローラーの声が挙がった時は正直驚いた。
さすがに49-46のローラー支持はない。
UFCの疑惑の判定は今に始まった事ではない。いつ改善するのだろうか
そしてこの両者のトリロジーはあるのか?
劣勢からのカウンターギロチン これがショータイム劇場
UFC世界ライト級タイトルマッチ 5分5R
○王者 アンソニー・ペテイス (米国)
(2R 1分53秒/ギロチンチョーク)
×挑戦者 ギルバート・メレンデス (米国)
※王者が初防衛に成功
1Rが終わった時、正直メレンデスがこのまま押し切ると私は思った。
パンチからテイクダウン戦法で優位に立ったメレンデス。
金網際で追い込みペティスの危険な打撃を封じ込める作戦だ。
メレンデスは2回テイクダウンに成功し、伸びるパンチで幾つかペティスの顔面を捉えた。
これはひょっとしてひょっとするかも。そんな1Rだった。
2R調子付けたメレンデスが拳を振るい前へ出る。
しかし、ペティスのパンチを甘く見ていた様だ。針の穴に糸を通すかの様に的確にカウンターを決めてみせた。
パンチを被弾し、タックルをで組み付くメレンデス。ここからショータイムは余裕を感じる様に見えた。
金網際でのパンチの交換、そして再びカウンターを貰い組み付いてきたメレンデス。
それは正に飛んで火に入る夏の虫だった。
ガッチリと決まったギロチンチョーク。
回転しマウントになった所で呆気なくタップ。
メレンデスはこれが初めてのタップアウト負けだった。
ペティスはライト級では決して優れたフィジカルではないが。それを補うだけの強力なストライキングとサブミッションを合わせ持っていて、この最激戦区をサバイブし今回で穴王者でない事を証明して見せた。
唯一の弱点はレスリングだが、これだけの決定力のある極めを持っていれば大丈夫か。
さて彼に勝てるのは誰だ?同階級で思い浮かぶのはヌルマゴメドフぐらいだろう
豪打浴びるもファーガソンがチョーク葬
ライト級ワンマッチ 5分3R
○トニー・ファーガソン (米国)
(2R 4分19秒/リアネイキドチョーク)
×エイブル・トゥルジーロ (米国)
ファーガソンはリーチが193cmもあり、そのリーチを活かしたボクシングが武器。
トゥルジーロはライト級では驚異のフィジカルと爆発力を誇る筋肉核弾頭だ。
お互い中間距離でパンチとキックを交換する。
その刹那トゥルジーロの豪腕が炸裂する。ファーガソンダウン。しかし、すぐにリカバリー。
この後もトゥルジーロが蹴りに合わせてテイクダウンを2回奪い、ラウンドを奪取。
2R巻き返したいファーガソン、フィニッシュしたいトゥルジーロ
トゥルジーロのタックルをスプロールし、ダースチョークを狙う。
グラウンドではファーガソンが一枚上手でコントロールしてる模様
動きが落ちてきたトゥルジーロをジャブで攻める、がぶりからバックを奪う。
そしてパウンドで弱らせてからお手本のようなリアネイキドチョークを極めた。
1Rは劣勢だったファーガソンが見事逆転。2Rの途中からガス欠したトゥルジーロ、課題はスタミナ不足なようだ。
今後ファーガソンの相手は厳しくなるだろう。ライト級ランカーだとマイケル・ジョンソンやマスヴィダルが打倒か。これからのファーガソンに注目だ。








